桜は、ハラリと散ってすぐにその姿を消してしまう。その後は光り輝く新緑。暑い夏も寒い冬も過ぎまた 再び桜は 散るから また 逢える
ここのカクヨムサイトに少しずつ慣れてきました。 まだまだですが書きためている作品もあるので、順次アップしていきます。 今後とも、よろしくお願いいたします。
決して長い文章ではないのですが、ひとつひとつの言葉が丁寧で、巧みな言葉使いが、登場人物、特に主人公と先輩をうまく表現していたと思います。その時代に生きていなくても情景が伝わってきました。
部活動に打ち込んでいた頃を思い出しました。主人公の心の動き、先生の言葉がまたリアルですばらしい。青春と、ほんのり恋愛要素が入っているようでそうでないような、そこがまた良いですね。
終戦から15年、現代日本の原風景のような、知らないのに懐かしい昭和半ばの焼津にて、夢中になって桜の絵を描いていた「私」は、その日、初めて、シャッターを切る安部先輩の存在に気が付いた。まもな…続きを読む
あと、こういう終わり方も好き
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