ぞっとする展開の中に、考えさせられるテーマ性があります。筆力の高さも抜群。書籍として手元に残したいレベルの作品でした。
時にグロテスクに、時に社会風刺を交えて描かれる恐ろしくて不条理な物語集です。筆者さんの優れた文章力で描かれる奇妙な世界に読んでいるうちにどんどんひきこまれました。それは単に恐ろしいだけでなく…続きを読む
『片眼のリンネ』(2)にあったコギトのシャウトに心を打たれました。抒情するにはある程度の設定が必要なんですよね。それが小説というものなんでしょうか? この作品が一番読み応えがありました。あと「童…続きを読む
SFというよりは猟奇的なホラーの傾向が強いように思う。江戸川乱歩とかお好きそうですね。
もっと見る