呉で作ってる宇宙船と江田島の家

あらすじ

地球が寒冷化を迎える頃、人類の多くは生活圏を宇宙に移していた。
北極も南極も氷に閉ざされて、全球凍結の未来が見え始めた地球で、残された人類は少ない資源を求めて争っていたが、日本と呼ばれた国にあった呉と言う街には、地球を脱出するための宇宙船を作る自動自律型装置「アースポート」が設置され、その宇宙船に乗る子ども達は毎日アースポートの施設に通い、何れ訪れる地球脱出の日々を待っていた。
そんなアースポートに通うハルカは毎日、江田島の海岸沿いにある家から呉にあるアースポートに毎日通っていた。
毎日見える建造中の宇宙船を見ながらハルカは今日も何気ない日々を黄昏を迎えつつある世界で暮らす。

地球最後の港町と最後の宇宙船が見える街での暮らしで少女は考え、ご飯を食べる。

ＳＦっぽい話し。
「呉で作ってる宇宙船と江田島の家」