これは確かに評価されていい。
- ★★★ Excellent!!!
タイトルで思わず敬遠したものの、レビューの評価が良いので勇気を出して読んでみました。
短編ですし、文字数も少ないですし、これならすぐ読めそうだったので。
生命について考えてる人って昔から結構います。
『利己的な遺伝子』という有名な本も存在しますからね。
私としては、そうですね。
生命の目的は繁殖することなので、男の本体は性器で正解だと思いますよ。
このあたり、人間の行動原理だとかについても、先ほどあげた利己的な遺伝子で議論されていたかと思います。
自己を優先するか種全体を優先するか、ケースバイケースで判断してより利益のある選択を取るんだったかな?
結構そのあたり難しいというか、奥が深いというか、かなり熱心に議論されていたはずです。
とはいえ、世の中の大半はコストで判断されますからね。
男性器を切り離して生命維持装置のようなものの中で保管するコストは無駄だと判断されるでしょうから、結局このようなことにはならないでしょう。
コストとは金であり、エネルギーであり、最終的には電力に行き着きます。
核融合発電や宇宙空間での大規模なソーラー発電が実用化されて世界のエネルギー問題が完全に解決されたとかでしたら、このような未来も有り得ないとは言い切れませんが。