寒い夜長に飲むホットミルクのような作品。

小説と言うよりも、詩の趣きが濃い。朗読対象に適しているのでは。黙読よりも声に出す方がシックリ来る。私自身は帰りの通勤電車で読んでいるので無言だけど。

主人公の心情を丁寧に編んでいる。一言で言えば「優しい」かな。
短編だからグダグダ書くとネタバレだけど、物語を追うよりも、文章を楽しむべきなんだろう。

自分には登場人物の真似をする気構えがないが、時節に影響された事を言うならば、ウクライナで戦っている義勇兵の皆さんは登場人物のような心を持っているんだろう。

星の数は、短編にはMAX2つが信条だから、です。

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