私も同じようなエッセイ書いてるので、気持ちはよく分かります。けどね。それやと、普通の一般公募の新人賞と、同じやんけっ! ほんなら普通に、新人賞に応募せえやっ! ちゅう話ですよ。そもそもなんで、ネット投稿の新人賞に応募したんでしょうね? みなさんは。普通の新人賞に応募して、一次審査すら通らない。その怖ろしく無慈悲な現実と向き合いたくないから、ここに逃げてきたんじゃないんですか? ここはヌルイですからね。クズみたいな作品でも褒めてくれる人がたくさんいます。全作品を運営さんが読んで評価したりしたら、大パニックになるよ? ランキング上位の作品でさえ「一次審査落選。そもそも小説として欠陥がある」なんて言われてしまうよ? みんなそれに耐えきれるの? どうせまたカクヨム死んだとか、カクヨム終わったとか、文句言うんでしょ? 無駄だから。意味ないし。
ただ私も、現状に納得しているわけではありません。一部に荒らしのような行為をしている人もいます。☆とレビューの大量バラまきもあります。なので私としては、審査期間のさらなる延長と、せめてランキング100位以内の作品には、運営さんに目を通していただきたい。そう願っております。
カクヨム設立当初から、この「読者選考」というものに甚だ疑問を持ってきました。確かに一次選考を一般の数多の読者に委ねれば、作品を絞り込むのも運営側は楽ですし、何より「読者の人気」という揺るがぬ「お墨付き」ですべて納得がいく結果に落ち着きます。が、現状(★レビューの馴れ合い行為など)を鑑みると、某人気小説サイトのように恐れていた結果に陥っているのではと。何よりサイト自体の作品の「面白さの基準」が画一的になっていはしないかという懸念の方が大きいです。本来の公平な選考審査であるならば、作者様が指摘しているように、全応募作品に選考側が一度すべて目を通すべき(何も二、三ヶ月以内に答えを出す必要はないでしょうし)。確かに今時のWEB小説投稿サイトの特徴メリットとして、作品は読者人気が育てるものかもしれませんが、そもそも運営側が考えているような純粋な良作発掘は完遂できないと自身でも思います。本当に面白い作品やその可能性の芽というのは「大海の中の一滴・砂漠の砂の一粒」で、おおよそが人知れず埋もれているものです。その地道な発掘作業や作家の育成自体を読者に丸投げ…するつもりはないでしょうが、一度立ち止まり現状の精査を切にお願いしたいと思いこちらにレビューさせていただきました。
私もwebコンテストに一応、応募している身ゆえ、無視できない話だなと思いました。
人気が出た作品を世に送り出したいというカクヨム運営様のご意思、毎日のように改善点や新しい機能を追加したという報告をなさる運営様の努力は本当によくわかります。膨大な作品を少しでも多く読んでもらえるようにどう工夫するか、運営様はかなりの気遣いをしているとも思います。
しかし、コンテストに応募できるのは10万字以上の長編のみ。プロの世界でも漫画なら一巻だけ、TVアニメなら一話だけ、小説なら本屋で軽く立ち読み程度で見過ごされてしまう作品が数多にあるシビアな世界で、コンテストで賞を取りたいレベルの状況の人の作品が精読される機会はとても貴重です。
どんな駄作でも、一度は誰かが最後まで読んでくれるという希望が私達の欲しかったものなのかもしれません。
web上で目立つトリックはもちろんあります。それを使いこなす人にだけ親切なHPで終わってしまうわけにはいかないでしょう。
運営様の精読を一次審査にするかどうかはお任せしますが、的を射た意見だと思いました。