そもそも読者選考期間を延長したことも間違いだと思います。延長してもハッキリ言って何も変わっていません。それに10万文字を達成する時間が伸びたので作品が増えて先に達成してた方などは地の底という始末。完結していれば尚更、読者に目につくところにはありません。これで公平な審査が出来ない事はカクヨムさんも気づいてるはずと思います。出だしを失敗した事で恐らく収集がつかないのでしょう。これからどう変わっていくか見守りたいと思います。
読者不足と、10万字を精読した上でレビューしてくれる稀有な方に対するメリットが、少な過ぎるのです。私もはじめは『読む努力』をしていましたが、それに費やす時間と集中力が保てなくなり、諦め気味です。仕事から、あるいは遊興から帰ってきてからの、無償の『読む』という行為に、疲れてしまったのです。なるべく★の少ない、スポットの当たっていない作家さんを読むようにしていましたが、それももう限界です。それこそ給料でも貰わなきゃ、やってられません、残念な事に。読者選考は、失敗ですね。
私も当初から、『カクヨムが始まってたった一ヶ月でコンテスト』には懐疑的でした。まともな審査などできるのか――と。 客寄せパンダの意味合いで始めたのだろうけど、結果は百万円と書籍化に誘惑された書き手ばかりが来て、読み手が圧倒的に少ない状況。 私はカクヨムが好きなので、あまり批判的なことは書きたくはないが、これだけははっきりと言いたい。 疑惑が渦巻く中で受賞して書籍化しても、多分売れませんよ――と。
激しく同意します。一次選考が読者に委ねられている時点で、「作品」✖️「営業力」が問われているのがカクヨムの現状でしょう。カクヨムに集まったダイヤの原石を磨き上げる努力を、運営側はもちろん、編集者にも大いに期待したいものです。