レビューはよい文章表現鍛錬

某アマゾンにてアニメ関連CD中心に数年前ヘヴィレビュアー?してました。
その時の個人的な心得みたいなものがあり、それはつまるところ、
「伝えたいことをいかに適切に伝えるか」ということの文章表現鍛錬でした。

そちらで幾つかの他人の商品レビューを見ていて、これじゃ何も伝わらない、、、
とサイトを開く度ダイレクトに思ったこともあり、せめて自分はきちんとした
レビュアーらしいレビュアーをめざそうと。そこで参考にしたのが某CDジャーナル
という音楽雑誌の作品評。なので正直とても素人っぽくない取って付けたような
(偉そうな、笑)レビューばかりになってしまいましたが。レビュー評価も
半々だったし。それでも限られた文字数の中で(今ではアマゾンも文字数
制限なしになりましたが)的確に作品のよさを伝えるよい訓練となったかも。

勿論、作者様の仰る、感動を素直に伝える点と、そしてなぜよかったのか、
あるいは悪かったのか、という具体的な内容をできるだけ論理的に書こうと
務めるとレビュー全体の完成度も自ずと上がってきて、総合的に簡潔かつ
インパクトのある文章構成のよい勉強にもなったと思います。

ただよかった点を感情に任せて率直に書くのもよいとは思いますが、やはり
「なぜよかったのか」という作者自身や後続の読者が最も知りたい部分を
突き詰めて書かなければ、やはりきちんとしたレビューとは言えないでしょうね。
そして、やはり作品自体への「愛」がなければ。よくある有名著者などによる
本文の後ろに付された小説作品の解説文なども非常に参考になります。

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