実にひどい。
あまりの下世話さに、顔が終始にやけ通しである。
思わず「中学生か!」とツッコまざるを得ないが、言葉選びのセンスや違和感のないつなぎ方など、文章力が極めて高いのがまたひどさに拍車をかけている。
しかしながら、モデルとなった人物である一休宗純も史実においては僧にあるまじき破天荒ぶりであったし、そしてそれは、当時の混乱した情勢において見出した「真理」ゆえの行動でもあったとも言える。
世の中に疲れているならば、是非一読をオススメしたい。
読みふけって、くだらなさに笑ってほしい。
そして笑いに笑い通して、ふっと正気に返った時、世の中の無常さを感じる事ができて、少しだけ心が楽になるかもしれない。
私も恐れ多いですが先日から早漏小説家としてデビューをさせていただきました。
早漏を描くことは中々、難しく、イキながら小説を掻いております。
このイックーさんはストーリーもしっかりとし、人間ドラマもあります。
しかも、伏線もしっかりとあり、いやはや、感嘆させられます。
作者の性と生に対する細かな配慮が随所に垣間見え、早漏な私は勇気付けられました。
この小説がキッカケで早漏の人にも人権を持てる日がいつか来るのではないかと期待してしまいます。
「あたしの彼氏早漏なんだ!」「えっ!?超羨ましい!」
というJKの会話が電車内で響き渡る世界を願っております。
初めはただのネタや色物としてこの作品は見られてしまうかもしれませんが、現在、夫婦・カップル間のセックスレスは社会問題となっております。
男性の早漏によるものが一部関係しているのかもしれません。
男性が早漏に対して自信を持てる・公言出来る
そうゆう時代が来る事を私は切に願います。