筆者の読書感想文です。かなりの読書家のようで、様々なジャンルの本の説明があります。その中でも目にとまったのが思い出のマーニー。映画を見ていないのですが、筆者のレビューを見て、興味が湧きました!次の話にも期待して星三つ送らせて頂きます。
一気に読んでしまいました。作者さんの優しい眼差し、読書量の豊富さに信頼が持て、安心して心を開けます。私の知らなかった読んでみたい本もたくさんあり、楽しみも増えました。年代によってその都度、共感出来る運命の本に出会えたら、私たちは立ち上がって前を向いて、また歩き出せるのだと思う。
最近はあまり読書もしなくなったけれど、中学、高校から、たくさん本は読んできたと思う。そういうのが小説を書く上での抽斗になっているのだと思う。良い本に出会えたら、それは新しい友だちができたような気分でした。
凄まじい読書量とその守備範囲に驚かされました。全く知らなかった本の世界が開けています。まさか中沢さんまで、守備範囲にいるとは恐れ入ります。ただの本の紹介だけでなく、本同士の関係性まで細かく書いてあって、すごく今後の読書活動の参考になりそうです。
考えさせられました。自分だったら、どうなんだろう・・・・まだ自分自身極限状態に置かれたことはありませんが(^^;でも振り返ってみれば、スマトラ島のジャングルで野営していた時も文庫本は持っていましたから、やはり本を読む・・・自身では体験することのできない世界を体験したい欲求は尽きないのでしょうね。
どんな本がどんな時にしっくりくるのか。 本嫌いの子も本を好きになるきっかけがあれば変わるもの。 たくさんの作品への愛情のこもった優しい心が、易しい言葉で綴られています。
書評レビューというものはついつい小難しく書いてしまいがちなもの。しかしこちらは優しい言葉で、著者様の感じたままを素直に書かれており、好感が持てました。一つ一つの作品への愛情も感じられ、紹介されている本を読みたくなってしまいます。
『思い出のマーニー』から東大闘争に関する本までいろいろな本が取り上げられている。 全体的にさらっと書いてあって読みやすい。