読了しました。
文章は軽妙で改行で読みやすく工夫しています。
最初の戦闘までの展開が上手だなあと思います。
主人公の性格も概ね共感できます。
女の子たちはそれぞれ書き分け出来ていると思います。
ただタイトルが少々カタイというか地味のような気がします。
というよりストーリー全体から読み取れる内容とタイトルで違和感があります。
最初にタイトルとあらすじを読んで、現代社会で就職活動がうまくいかない魔術師のシュールな話かと思っていたら、真面目なバトルものの小説で驚きました。
現代社会に殺されるとありますが
そこまで現代社会が主人公達に差し迫ってくるほどの絡みがあったのかなーと。
生け贄や死刑囚うんぬんの記述がありますがそれらだけでは弱いような。
現代社会にこだわるなら、現代社会を表すようなキャラクターを配置するとか。でもこの小説の構成や魅力的なキャラクター達がいるので、そこまで現代社会を全面的に押し出さなくても、という感想です。
つらつらとすみません。
完結お疲れ様でした。
現代社会とファンタジーが融合した世界観と、そこで生活する魔術師たちの苦悩。そして、後半の戦闘シーンが魅力の作品です。
おもしろかったですし、読んでよかったとも思うのですが……後半の展開は設定とあまり関係なかったような? 序盤の誘いを断っただけで殴り込みといのも……いろいろ「う~ん」なところが散見しましたので、★一つとさせていただきます。これからも頑張ってください。
PS・この作品を見つけた時にまず思った事は「紹介文なが!」でした。もう少しコンパクトにまとめたほうがよろしいかと。大抵の人は読み飛ばすと思います。え? ビックなお世話? ですよね、失礼しました。