子供の日記を読んでいたら、昔の自分だった

様々な人間の個性を、テレビゲームやビデオゲームを題材にして表現する短編集。

ですます調で構成されている文章は、子供の作文のよう、読み手に疲労感を与える。
それは読み手の想像力に任して書いてる部分が多いからだと思う。
しかし、この作品は『あえて』ですます調を強調し、あたかも子供の日記を読んでいる風に見せて書いてる様に思えた。
文章力が有る為、簡単に周囲の様子も想像出来る。

そして友達とゲームをプレイしていて、楽しかった思い出も、喧嘩した思い出を鮮明に思い出せた。

子供の頃を思いながら読める作品。

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