物語は12.5巻の後から始まる。
三年生になった坂本雄二率いる生徒会が恋愛撲滅運動を行う中、反生徒会組織の創立者の吉井明久はゲリラ活動を行い、恋愛解放を呼びかけていた。
ある日、吉井達は坂本に呼び出され、協力して欲しい件があると申し出された。吉井達は条件を提示し坂本に協力する事となる。
しかし、その案件は坂本が仕組んだ罠であった。全校集会で本心ながら卑劣な作戦を行う坂本を吉井達は許さない。
そして宣言される、全校生徒を巻き込んだ試験召喚戦争。代表者・吉井と生徒会長・坂本の戦争が今始まる。
下のレビューで既出ではあるが、やはり【違和感の無さ】が凄い。
ギャグは勿論のこと、主人公・吉井明久のバカな思考回路を上手く表現出来る文章力。そして何より【展開】に置いては最も本家に近いと感じた。
戦争中の展開、熱さ、そして伏線。
様々な要因が絡み合う読んでてスカッとする。
今思えば、吉井達がダラダラと過ごす様々な日常が全て、意味のあるストーリーだと分かる。
強いて言うならば、最終話1つ前のサブタイトルでネタバレを感じてしまったのが否めない。
バカテスファン必見。
良い作品に出会えた。私は幸福です!