発想が凄惨で陰惨(褒めてます)

短いので読みました!(
 短いとは思えないほど、習作とは思えないほど重厚で荒廃した深い世界観がどんよりと伝わってきて、「ごくり・・・」と喉が水を欲しがりました。

 人ってそうなのかなあ、世界ってそうなのかなあ、希望って何なのかなあと遠い眼で読みながら考えさせられる、ファンタジックでもリアルで宗教っぽさもあり世界の終わりでありそうながら始まりを見たような、不思議な感覚になりました。

 文章力から何から設定やら何やら描写まで果てまで凄い世界です。