異世界詐欺師のなんちゃって経営術/著:宮地拓海

作者 角川スニーカー文庫

663

238人が評価しました

★で称える

レビューを書く

ユーザー登録(無料)をして作者を応援しよう! 登録済の方はログインしてください。

★★★ Excellent!!!

――

何より、登場人物たちのキャラが濃いのが素敵です。
個性豊かで、くるくると表情を変えて、それでいてブレないキャラクター。
そして、それを更に引き立てるような、華やかで魅力的な、心躍る文章。

爆笑できて、しんみりとしてるのに前向きに考えられたりして……読んで行くうちにだんだん元気になって行くような気がします。
これは是非たくさんの方がに読んで頂く必要がある……と思いました。

★★★ Excellent!!!

――

一話一話にしっかりと緩急があって読み終えた時の満足感がある。
キャラが一人一人たっているのでモブキャラ皆無といえるし人物の行動や感情描写が細かいので状況がはっきりと頭に浮かび読んでいる間話にのめり込んでしまう
もっと☆がつけたい

★★★ Excellent!!!

――

嘘をつくのは悪い事です。
人を騙すのは悪い事です。

これはみなさんが分かっている事です。

でも、その嘘が誰かの救いになることがあります。
誰かを騙す事が誰かを助けることがあります。

そんな嘘をつき続け、ぼろぼろになって、いつしか何故嘘をつくのか、何故騙すのか分からなくなってしまった男がいました。

そんな彼は異世界でいろんな人、物と出会います。

彼は嘘をつき続けます。
彼は騙し続けます。

でも、それは誰かのための優しい嘘でした。

★★★ Excellent!!!

――

作家活動をして、この物語を読んでいると、
この作家の真似をすると、詐欺師から詐欺を覚えて詐欺をしようとする輩
になってしまうことになる。
と深読みしてしまいます。

確かに面白い文章もあります。

書き続ける事ができるというのは、一種の才があるのを物語っているよう
に私は思えます。

★★★ Excellent!!!

――

 提示されたストーリーに接したとき、何をもって「癒された」と感じるのか?

 いやね?

「たわわな谷間に顔を埋める」とか、
「掌に納まってしまうくらいの薄い膨らみを撫で回して」とかいうイメージで癒される事が無いとは言わないけれどね?

 それだけだったら、「ぷるんぷるんで実は履いてません」なR-18とか、「この世界の美女美少女は全て俺の物だぁ!」なハーレム物とかがもっと席巻してても良い訳でね?

 前者は抜きネタ足り得ても癒しとしては不足で、後者に至っては最近書き手の歪んだメンタルが透けて見えるようで食傷ぎみなのよね?
 少なくともσ(´・д・`)は。

 実際のところ、ストーリーによる癒しっていうのは、そこに描かれた「耐え難いダメージを受けた人物が癒されていく過程」を追体験する事でしか得られない訳で、

 そういう意味ではこの作品は間違いなく“王道”を歩んでいる。

 タイトルが「詐欺師」とか「なんちゃって」なのは些細な事で、『異世界転生や一人称主人公視点が流行りで安直』だなんて批判はどうでも良いことなのよ。

 物語が始まる前に主人公は復讐を果たしてしまっているけれど、復讐を果たす事と「背負ってしまったダメージを手放す」事とは全く別の問題で、
 だからこそ開始早々に復讐され返されて命を落とす。

 さてそこからが問題で、異世界転生したからといって背負ったダメージはチャラにはならない。
 現実世界でもそうなんだけれど、背負った物があまりに重いと、誰かに代わって背負って貰わないと本人が壊れちゃう。
 だけど、「誰か一人だけに」背負って貰おうとすると、重すぎるが故にびびって逃げられてしまう。

 でも、他の誰かの背負っている「なんだこんな事で」と思えるような所だけを代わりに背負ったり、逆に背負って貰ったりというのは、案外どうって事なかったりするんだ。

 だからこの主人公…続きを読む

★★★ Excellent!!!

――

 もともとはなろうで読んでいたこの作品。本当は一話一話のあとがきが本編だったりそうじゃなかったりするんですが、それは置いておいて。

 『詐欺師』『弁護士』それと、ちょっと違う気もするけど『天才ゲーマー(ニート)×2』。これらのジョブの人が異世界に転生したら何をするか?
 A.会話術と言葉遊びで無双。

 ハイ。
 この作品は、その最先端だと思います。

 この作品の世界では、嘘が通用しません。
 もちろん、冗談だとか優しい嘘だとかは見逃してもらえたりするんですが、基本的に舌戦での嘘は、見破られた時点でガメオベラです。カエルにされてしまいます。
 『絶対』など迂闊に言葉にも出来ません。だって、絶対じゃ無くなればそれは嘘になる。

 そんな世界で主人公の元詐欺師が、言葉巧みに無双します!

 逆転に次ぐ逆転。想定外? いいえ、想定内です。

 飲食店の立て直しから始まる、ある意味での異世界無双。
 少し多めの文字数ですが、じっくり読めば読むほど面白い作品です。

★★★ Excellent!!!

――

三日間かけて117話まで読みました。主人公の考えと四十二区の人たちの解離も面白く、そんな人に自分に言い訳を作りつつついつい手を貸すヤシロが好きです。 あと色々な食べ物が出てくるのが読んでいて楽しいです。教会で臥せっている子供達のために走るヤシロに胸が熱くなりました。序章からの異世界でこの先ヤシロがどうなるのかとても気になります。色々なキャラクターが悩みや困難にぶち当たりそれが解決されるのがとても爽快でこれからも続きを楽しみにしています!

★★★ Excellent!!!

――

こちらは異世界ものですが、巷に溢れた異世界物のテンプレ的な設定(冒険者ギルドや、スキル、チート、無双等)に逃げず、それらを使用しないで大変魅力的な作品となっています。
異世界テンプレ設定を使用しないとなると地味な作品になる恐れもありますが、当作品においてはそんなことはなく、地に足がついた世界観や、魅力的なキャラクター、テンポのいい会話、じんわりと来る展開、たまに見せる爽快感ある主人公の行動等が生き生きと書かれ、作者さんの技量の高さがわかります。
奴隷を買ってハーレムや、転生チートで無双展開、スキルのおかげで冒険者学校でうーはははー等ばかりになってしまったラノベ異世界物飽和状態の今、当作品のようなものは異端になってしまいましたが、戦闘や冒険を一切しない優しい世界の異世界物は、ラノベを一番最初に読んだときに感じた、ああこの世界に入って暮らしたいなあ、という思いを久しぶりに感じました。

★★★ Excellent!!!

――

どこまでも自分の事しか考えていない主人公が、自分の欲望のために突っ走る。その過程が人助けになったとしても、それは「たまたま」。決して主人公が人を笑顔にさせたいだとか、喜んでもらいたいだとか思っているわけではない。自分のためだ。関わった人が全員笑顔になろうとも、とにかくたまたまなだけだ。
テンポのいい文章、あっと驚く展開、かわいい女の子達(巨乳、ボクっ子、つるぺた虎耳、人魚など、各種取り揃えております)。
ラブコメ好きな人、獣人好きな人、異世界転生チート好きな人、詐欺師の手口に興味がある人、料理好きな人、つい嘘を言ってしまう人、困っている人をほっとけない人、飲食店で働いている人、面白い作品を読みたい人。誰にでもすすめられる一作。
※「222話 『宴』の準備8」まで読了