第四話 狼達は迷宮で嗤う
「ザ・ワールド・オブ・メイズ」のメインステージである迷宮は、一桁でも二桁でも基本構造にさほど違いはない。
まず、切り立った崖のところに門が設置されており、観音開きの二枚扉が付いている。
扉の大きさは、縦が四メートルほど、幅が一メートルほど。白い大理石のような岩で出来ているために、見た目は重厚な雰囲気だが、実際はそれほど重くない。押せば子供の力でも簡単に開く。
門から入ってすぐのところは大広間になっており、パーティーを組む者との待ち合わせに、ここを使うことも可能である。
ただ、NPCの物売りが結構出没するので、長時間の滞在はお勧めできない。なので今回、カナンはあえて門の外で待っていた。
大広間の奥には迷宮内へ降りるための通路があり、その入口にはNPCの案内係が常駐している。大抵は女性で、訊ねると迷宮に関する基本的な情報をにこやかに教えてくれた。
先頭を行くイアンは、第五迷宮の案内係のところまで進む。そこにいるのは、目元以外を黒い布で覆った女性で、イアンは彼女に訊ねた。
「第五迷宮の基本的な構造を教えてほしい。まず、ここは第何階層まであるのだろうか」
するとNPCの案内係は、何故か少し震える声で答えた。
「はい、第五迷宮は、全部で五十三階層に分かれており、そのうち五つの階層が大広間構造になっております……」
「つまり、中ボスが四人でラスボスが一人ということだね」
「途中の、大広間が四つで、最後の、大広間が一つで、ございます……」
ゲーム内で発生するイベントについての情報は、案内係に聞いても得ることができない。しかし、質問の仕方によって微妙に変わる案内係の対応から、おおよその情報を得ることができる。
イアンはそれを試みているのだ。
「なるほど、ボスは一人とは限らない、ということか」
「その、通りで、ございます、はあああ……」
そこで、NPCの案内係が明らかに震えだした。口を覆った黒布の向こうから、甘い吐息と喘ぎ声が漏れる。よく見ると目元が赤らんでいた。
「はいはい、イアンはちょっとどいてくれるかな」
グェンがイアンと案内係の間に割り込む。
「これ以上は案内係のお譲さんに悪いからね」
カナンはそのやり取りに目を丸くした。隣を見るとミオンは笑いを必死にこらえており、そのさらに隣ではガーランドが、頭から盛大に湯気を上げながら、殺気の籠った目で案内係を見つめている。
ちなみに、NPCに倫理規定を超えて危害を加えると、重いペナルティが課せられるので、要注意だ。
「あのう、今のはなんでしょうか」
カナンは、なんとか笑いをこらえ切ったらしいミオンに訊ねた。
「理由は分らないのだけれど、イアンの声の周波数はNPCの女性にとって媚薬に近いのよ。今のような普通の会話でも、何故かお相手するNPCが勝手に盛り上がってしまうことがあるの」
「――それって倫理規定に抵触しないのですか」
「イアンが意図的にやっている訳ではありませんし、NPCの快不快判定アルゴリズム上は極めて高い「快」になるはずだから、危害を加えたとは言い難いでしょうね」
「……ところで、あのままイアンさんが案内係と話し続けていたら一体どうなっていたのでしょうか」
「あら、そこを聴きたがる? カナンさんも大人なのね」
「一応、大学生ですから」
「実はね、あのまま行くところまで行ってしまうとね――」
そこから先の話を、ミオンはカナンの耳元で囁く。するとカナンの顔は、見る見るうちに赤くなった。
「マジですか!」
倫理規定を軽く超越する事態が発生するらしい。
ユーザーフレンドリーという意識の全くないハード仕様の迷宮探索型VRMMOに、ハーレム機能を後付してしまうとは、実に恐ろしいスキルだ。
さて、イアンと交代したグェンは案内係から話を聞き出そうと試みた。
しかし、女性との会話が苦手な彼である。結局のところ新たな情報は引き出せなかった。
「誠に申し訳ない」
と言いながら頻りに恐縮するグェンを、ミオンが、
「本当に貴方らしくて宜しいですわ」
と、優しく慰める。
その隣りでイアンが、
「このようなスキルは、私には必要ないのだがな」
と残念そうに呟き、それを聞きつけたガーランドが、
「それでも見境なく女に声をかけるのだから、実にお前らしいな」
と吐き捨てるように言った。
無論、イアンは聞いていない。
「では、第一階層に入ろうじゃないか」
と、奥の通路に一歩足を踏み出そうとする。
そこでミオンが、
「ちょっと待って下さいな。カナンさんが私達とパーティーを組むのは今日が初めてですから、事前に注意事項を説明しておいたほうが良いですよ」
と制止した。
「そういえばそうですね。これは失礼しました」
そう言うとイアンは、カナンのほうを向く。
「カナンさん。我々四人がパーティーとして迷宮探索を行なう場合、前衛は私とガーランドが務め、後衛をグェンとミオンが務めます。カナンさんも後衛を務めて頂けますか」
「はい。分かりました」
他のパーティーで今と同じことを言われたら、カナンは「見くびられた」と思って憤慨したに違いない。
ところが、今日のパーティーでは明らかに自分が一番格下である。カナンは素直に指示に従った。
「それから一つ、決して忘れてはならない点があります」
イアンの口調は相変らず真面目だったが、その声が今まで聞いた中で一番真剣になる。
「はい。その、なんでしょうか、それは」
イアンの突然の変化に驚いたカナンは少々怪しい言葉遣いになる。
イアンはそれに拘泥することなく言った。
「戦闘が始まったら、グェンの指示に必ず従って下さい」
「……はい。分かりました」
思わず微妙な間が開いてしまった。というのも、
「この四人の中で最も戦闘に不慣れなのは、グェンではなかろうか」
と、カナンは考えていたからである。
ガーランドの実力は、軍編成の攻略戦で何度も目の当たりにしていた。戦場の中心で軽々と大剣を振り回す彼――もとい、彼女の攻撃力は別格である。
イアンとは初めて一緒に戦うものの、情報屋の話が本当ならばガーランドを凌ぐ凄腕らしい。それに魔法増幅された『鋼星之誉』をトイレのスッポンで受け止める実力は、並ではない。
ミオンは魔法使いだから二人とは「強さ」の意味合いが異なるのだろうが、彼女が手にしている緋扇の「一振り二十メートル」という噂は耳にしたことがあった。
これは、一振りしただけで半径二十メートル以内が焼野原になるという意味だ。使いこなすだけで大変な代物で、未熟な術者が振り回すと味方が全滅しかねない。
ところが、グェンの話は全く誰からもどこからも聞いたことがなかった。『メイズ』公開時から参加しているカナンが知らないのだから、実際に噂にすらなっていないのだろう。
装甲全体にイニシエーション・デルタの呪文彫刻を施してあるのだから効果は絶大だろうが、所詮は装備の力であって彼の実力ではない。
しかもミオンが先程言った言葉によれば、彼がこれを使うのは初めてなのだ。
「宜しくお願いしますね。カナンちゃん」
彼女の微妙な逡巡を気にすることなく、グェンがそう言ったので、
「こちらこそお願いします」
と、カナンは顔を赤らめながら言った。特級探索者の中では格下かもしれないが、自分より遥かに上であることをカナンは思い出す。何しろ第九迷宮のラスボスを単独で斃した男だ。
「では参りましょう」
今度こそイアンは足を踏み出した。
何の躊躇いも気負いも感じられない、普段通りの歩みだった。
前方になだらかな下り坂が続いている。
迷宮内は薄暗く、全員が明灯を入れた灯籠を手にしていた。ミオンが火焔魔法を使えば灯籠は必要ないのだが、無駄な力は出来るだけ使わないほうがよい。
道は緩やかに曲がりながら続いており、明かりを絞り込んで前方を照らしてみても先は見通せない。
全員が無言で足を前に進めていた。これは別に緊張しているからではなく、魔物の気配を探りながら慎重に進む必要があるからである。
イアンがパーティーの一番前を淡々とした足取りで進んでゆく。彼の灯籠は進行方向を常に真っ直ぐに照らしていた。
その僅か左後方にガーランドが従い、ゆっくりと回すように灯籠を動かして周囲を警戒している。
事前に分担を決めたわけではないのに、迷宮に一歩足を踏み入れた途端に二人とも自然にそのような動きになっていた。ということは、これが彼らの基本的な役割分担なのだろう。
カナンはその二人の後ろにつく。彼女の後方右手側にはミオンがおり、後方左手側にはグェンがついた。カナンから見ると四人に包み込まれるような位置となる。
軍編成では常に前衛にいるので、この「守られポジション」は久し振りである。
――今日は仕方がないけれど、足手まといにはなりたくない。
カナンは剣の柄を握りしめた。
――それにしても、不思議と安心するな。
彼女の性格からすると、無条件で守られる位置に置かれた場合には反発を覚えるはずなのだが、逆にカナンは安堵していた。
迷宮に入って暫くの間、彼女の掌は汗で湿っていた。
上級探索者である彼女は数えきれないほど迷宮に潜って探索をしてきたから、今更緊張することはないだろうと思っていた。それでも第五迷宮は別格である。入った途端に空気が重く感じられた。
――魔物が放つ瘴気の濃度が高いのだろうか。
第七迷宮までの空気が静謐な静けさを湛えているようにすら感じた。流石は特級探索者向けの迷宮である。容易ではない。
それでも四人に守られるように進むうちに、カナンは落ち着いてきた。手の汗はいつの間にか消えている。
「なかなか魔物が出てきませんね。他の迷宮ならば、最初に小物が肩慣らし程度に現れるものですが」
グェンが小声で言った。
「ここまで来た探索者には肩慣らしは必要ない、という意味でしょうか。となると最初からそれなりの相手が出てきそうですね」
ミオンが小声で答える。
「そうらしいな」
イアンが短く言う。
前方に赤い炎が二つ現れていた。
いきなり第十一迷宮のラスボスが、しかも二体同時に登場だ。
「いくぞ、ガーランド」
「よしきた!」
イアンとガーランドが走り出す。速い。残像が残って見える。向かって右の一体をイアンが、左の一体をガーランドが捕捉する。
ガーランドのほうが一瞬速く、魔神の間合へと正面から踏み込んだ。
カナンはその無造作な動きに驚く。
その名の通り火焔魔神は高速呪文詠唱による火焔攻撃を得意とする。
正面から突進したらその的になるようなものだ。
「無謀よ!」
と叫ぶカナンに、
「そうでもありません」
とグェンが答える。
その通り。火焔攻撃はない。
「えっ?」
カナンは驚く。
確かにガーランドの動きは速いが、それでも呪文詠唱できないほどではない。
見れば、魔神の顔にはいつの間にか青いスッポンが突き立っていた。
あれでは呪文詠唱どころではあるまい。
「いつの間に!?」
カナンにはイアンがスッポンを投擲する瞬間が見えなかった。
顔に吸い付いたスッポンを取ろうと魔神は両手を上げる。
胴体部分ががら空きだ。
「いただき!」
そこにガーランドの細身の剣が叩き込まれる。
左側の火焔魔神は両断された。
右側の火焔魔神の顔にも青いスッポンが立っている。
イアンはその懐に飛び込んだ。
「えっ?」
再びカナンは驚く。
まさかの徒手空拳。
「はっ!」
鋭く息を吐き、イアンは革手袋をはめた左右の拳を魔神に叩き込む。
重い打撃音が連続で響き、その度に魔神の身体が二重に歪んだ。
カナンも攻略戦で何度か見たことのある技だったが、それが見たこともないほどに重く、速い。
上級探索者の拳闘士が五発繰り出すぐらいの時間で、イアンは少なくともその倍は繰り出している。
魔神は粉砕された。
実に呆気ない戦闘だった。魔神が出現してから消え去るまでに三十秒とかかっていない。
「いきなり火焔魔神だなんて、先が思いやられるわね」
と、ガーランドは頭を振る。彼女は息を切らしてもいない。
「まったくです。これが雑魚扱いでは、中ボスはどうなるのでしょうか」
イアンは肩を回しながら言った。彼も汗すらかいていない。
その姿を見ながら、ガーランドは恐るべきことを言った。
「イアン、肩慣らしは終わったの?」
「はい。今日は特に問題ないようですね」
「ふうん。貴方なら一発で十分なはずなのに、やけに数が多いと思った。やはり加減して身体の様子を見ていたのね」
ガーランドは「仕方ないな」という風情で頭を振る。
カナンは声も出ない。
火焔魔神相手に手加減するイアンもイアンだが、その様子を片目で追いながら火焔魔神を両断するガーランドもガーランドだ。
あまりの格の違いに驚きを通り越して、カナンは呆れてしまった。
「さすがに現役は違いますね。二人とも前の時よりも速くなっていませんか」
火焔魔神が遺した金貨を回収しながら、グェンが楽しそうに言った。
「でも、ガーランドさんの太刀筋は僅かに下でしたね。火焔魔神の急所である腹に辛うじて滑り込んでいますが、その下だと腰骨に弾かれてしまいますよ」
「ちょっと踏み込みが甘かったかな。分かった、次は気をつけるわ」
そう言って、ガーランドは両手で剣を持ち、腰を落として正眼に構える。剣を左に回して、右足を踏み出ながら水平に薙ぐ。鋭い太刀風が地面から塵を舞い上げた。
「そうそう。そんな具合です」
グェンはにこやかにそう言うと、今度はイアンのほうを向いた。
「イアンさんはスッポンを投げる時の左肘の角度が大きすぎますね。それで速度が幾分殺されてしまいました」
「そうか。左は自分でも今一つだと思っていたが、肘が開いていたのか」
イアンは地面に落ちていたスッポンを二つとも拾うと、左右に持って投げる真似をした。風を切る鋭い音がする。
「確かに左の方がにぶいな」
「利き手じゃないところはやむをえないとして、その分は腰のしなりでカバーできるんじゃありませんか」
「ふむ」
イアンが左腕を振る。微妙に腰の捻りを加えたそれは、先程よりも鋭い風切り音を上げた。
「なるほど、こちらのほうが具合が良い」
「そうでしょう?」
そんな風にガーランドとイアンの動きを細かく修正し始めたグェンに、カナンは目を丸くした。
――あの動きがすべて見えていたというの?
しかも、言っていることがいちいち的を得ている。彼の助言によってイアンとガーランドの動きが更に洗練されていくのが、カナンにも分かった。
――これは侮れない。
無論、これまでも決して軽視していたわけではないのだが、グェンの眼力には目を見張るものがある。
そんなことをカナンが考えていると、グェンが何気なく言った。
「なんだか僕も戦いたくなってきたなあ」
それにイアンが何気なく答える。
「まだ貴方の出番はありません。これでは肩慣らしにもなりませんから。それに、秘密兵器は最後まで隠しておくものです」
カナンはイアンのその台詞に驚いた。
短い付き合いながら、彼が冗談の通じない男であることは分っている。
それゆえ下手なお世辞も言わないはずだ。
ということは、グェンには火焔魔神なぞ肩慣らしにもならない、ということになる。
考えてみれば『特級探索者』という称号は二桁迷宮のラスボスを単独行で破った者達に与えられるものだから、グェン一人でも火焔魔神の相手はできよう。
しかし、肩慣らしにもならないというのは上級探索者にとってのスライムみたいなもので、余程の実力差がないと有り得ない。
なんだか先程から全員でグェンを別格扱いしているが、何かの罠ではないかと疑う。
普通こういうのは、最後まで隠しておいて見せ場でどかんと公表するのが常道ではなかろうか。
――まさか、これはネタか?
堅物のイアンも、いつものネタであれば真顔でシラを切ることぐらいはできるだろう。
お馴染みのパーティー特有の内輪ネタに違いない。
危ない、危ない。完全に真に受けてしまうところだった。
いくらなんでもイアンやガーランドよりも上ということはないだろう。
それでも三人がグェンに気を使っているのは事実である。非常に眼が良く、状況判断に優れていることは先程の講評から分った。その点に彼らは敬意を表しているのだろうか。
カナンは頭を捻る。そこで、
「そろそろ先に進みましょうか」
とイアンが言ったため、彼女の思考はそこで途絶えた。
余計なことを考えている暇はない。いきなり火焔魔神が二体同時に出現するような迷宮である。
この先に何が待ち受けているか分ったものではない。
*
その後、しばらく魔物が姿を現すことはなかった。
二桁迷宮の場合、レベル上げが目的の大半であるから、迷宮に入ると立て続けに魔物が湧いて出る。
それが一桁迷宮になると、急に迷宮の初期階層で腕試しのような番人が出てきた後、イベントのフラグが経つまで、魔物が途絶えることがある。
「上級探索者が環境に慣れて、余裕を見せ始めたところに不意打ちを与えようと狙っているのではないか」
と噂されていたが、多分それは真実だろう。カナンもたまにそれで驚かされることがある。
しかし、特級探索者の四人にゆるみは見られなかった。
彼らはそれぞれの役割を完全に把握しており、その責身を果たすことに集中していた。
最も出現率の高い前方の索敵はイアンとガーランドが担当し、後方をグェンが担当している。
ミオンはその中心にいて、全方位に対して即応できるように注意を分散していた。見事な陣形である。
カナンはその邪魔にならないように注意しながら、ミオンの横を黙って歩いた。
第五迷宮の階層を三つ下る。
階層と階層の間にある斜面を降り切ったところで、その先にあからさまに怪しい扉が現れた。
無数の魔物が浮き彫りされた金属製の扉――悪い予感しかしない。
五人はその前に到着する。
「これは随分な演出ですね」
グェンが呟く。
「さながら地獄の門ですわ」
ミオンは全員に体力回復用のポーションを配った。
「やっと本気になったみたいだね」
ガーランドが腰に手をあててポーションを一気飲みする。
「万全の準備をしてから本気でかかってこい、という意味でしょう」
イアンは新たなスッポンを荷物から取り出す。
そして、彼らは互いに顔を見合わせると、実に楽しそうに嗤った。
それを見たカナンの背筋を、痺れに似たようなものが流れる。
いままで彼らが見せていた表情は、全然本気のものではなかったのだ。グェンどころか、彼ら全員にとって火炎魔神程度では肩慣らしにもなっていなかった。
「カナンさん、私の後ろについて頂けますか」
グェンがそう穏やかに言った。
しかし、それは今までの彼の声ではなく、覚悟の籠った重い声だった。
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