独自用語と俺設定の洪水で、超不親切な小説。 でも「黙って俺について来い、読者が俺に合わせろ」みたいな気迫は、好きです。 私が子供の頃に夢中になって読んだSFやファンタジーと、同じ味がします。
プロローグを読み始め、初めはやや飛ばしすぎかと一瞬思いましたが、あれ、もう3話まで読んでいる自分がいるのに気づきました。これは、ぐんぐん読めます。馴染みがあるようで、なかなか実は馴染みのない仏教用語。それを作品世界にうまく融合させ、読ませます。僕も、ぐいぐい引っ張られて読んでいます。
この連載を読むのは6月以来だが、ようやく追い付いた。瀬戸内海、ヨーロッパときて、世界観が広がるほどに面白さを増してきてるな