概要
世界は一度壊れた。でも人類は滅びなかった。そして観測するのが私の仕事。
大災厄から数十年。
壊れた世界には、再び国家や市町村や集落が生まれ、鉄道が走り、人々は働き、学校へ通い、今日の夕食について考えている。
世界共同機構(WCO)の若き地域観測官イザベル・ディケンズ。
彼女の仕事は、世界各地を訪れ、「そこに誰がいて、どんな暮らしをしているのか」を観測すること。
そんな一度壊れ、なにかを忘れた世界を旅し、観測する物語。
壊れた世界には、再び国家や市町村や集落が生まれ、鉄道が走り、人々は働き、学校へ通い、今日の夕食について考えている。
世界共同機構(WCO)の若き地域観測官イザベル・ディケンズ。
彼女の仕事は、世界各地を訪れ、「そこに誰がいて、どんな暮らしをしているのか」を観測すること。
そんな一度壊れ、なにかを忘れた世界を旅し、観測する物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「ポストアポカリプス」と聞いて想像するものは何だろう。
瓦礫の都市。
荒野。
食料を奪い合う生存者。
失われた文明の謎。
世界を救うために戦う主人公。
この作品には、そのどれも出てくるかもしれない。
でも、たぶん一番大事なのはそこじゃない。
世界は一度壊れた。
けれど人類は滅びなかった。
だから町を作った。
学校を作った。
市場を開いた。
鉄道を走らせた。
選挙を始めた。
そして役所では今日も書類を処理している。
この「世界が終わりかけたのに、人間はまた普通に暮らし始めてしまった」という発想が、とにかく好きだ。
主人公のイザベル・ディケンズも面白い。
世界共同機構の「地域観測官」として各地を旅する22歳の女性なのだが、世界を救う勇者でも、…続きを読む