前回の第二回に引き続き、今回の第三回のWEBコンテストにも参加する予定でいます。
「ときめきハルマゲドン」という作品を出そうかと、第三話まで書きましたが、ここでちょっと考えてしまった。
実は、「第二回ノベルゼロ・コンテスト」にも以前書いた作品を出してみようと考えていて、それが前回の「ノベルゼロ・コンテスト」で読者選考落ちした「ケダモノガカリ」。幸か不幸か読者選考落ちしててるので、もう一回出しても問題ないだろうという考えである。
実は「ケダモノガカリ」は、前回読者選考期間中に高速執筆して、一度もきちんと読み直していない、いわゆる燃え尽きてしまった作品だ。
現在、第一話、第二話あたりの冗長な解説を排して、すこし短く書き直している。なにせ、当時は、既定の十万文字書かなきゃならなかったので、すこし引き延ばした展開になっているし、江戸時代の解説に熱が入ってしまった、どうでもいい説明が多かった。
で、今回書き直しに手を出しているのだが、自分で読み直してみて、これ、そんなに悪い作品じゃないなと、感じている。
一方、いま書いている「ときめきハルマゲドン」は、一段落ちるな、と。
正直、WEBコンは、参加することに意義があると思っていたので、多少クォリティーを下げても、新しい形態にチャレンジしようと考えていたが、「ケダモノガカリ」を読みなおして、う~んと、首をひねってしまった。
前回の第二回は、「剣豪戦隊ブゲイジャー」で読者選考を突破し、入選は逃したが、自分自身の手応えとして、あの出来では仕方ないな、とは思っていた。そして、次回はもっと良いものを、と思ったはずなのだ。
あの当時、一緒にWEBコンに参戦した仲間たちのうち、いまもカクヨムで書いているライターは、実は数えるほどしかいない。
第二回のときは、他の方の作品も時間の許す限り読んで、それらの作品レベルの高さに舌を巻いたものだが、そんな作品を書き上げたユーザーのほとんどが、いまはすでに書いてもいないし、カクヨムに顔すら出さない状態だ。
みんな、書くのをやめてしまったのだろうか? 寂しい限りだ。
あのときの、皆さんがものしたような作品と同レベル、あるいはそれ以上のものを、自分がいま書けているか?書いているか?と省みれば、「否」としか答えようがない。
読者選考開始が12月の頭だから、執筆にひと月充てるとして、プロット作成は、せいぜい1週間。そのスケジュールで、ハイレベルな作品を書くのは少し難しいので、選択肢として、すでにプロットが出来上がっている作品を使うしかないのだが……。