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「故地奇譚」22-4.そっくり

まとめて補足です。

22-2.
肉体が消えること、それからその人を知る人がいなくなることで、人は二回死を迎えます。
その人を一緒に偲べる相手が徐々に減っていくのは、仕方がないこととはいえ、大人にとっても残酷、子供ならなおさらです。
リカルィデはそういう意味でもとても孤独でした。
そのせいで、シャツェランにばれてしまった、と。

22-3.
シャツェランにとっての郁は、友人どころか家族以上に身近な存在でした。
なのにというかだからというか甘えが出、結果別れに。
失ったことに気付いてからは、トラウマと化しまして、二度と失いたくないがゆえに、本話で駆け引きを持ち掛けてしまった、と。
リカルィデが大泣きしたことで正気に戻ったわけですが、彼女に救われたのは実は宮部でも江間でもなくシャツェランだったと気付くのはいつになるだろう。

22-4.
江間、変わらず部屋の外。律儀です。
江間は宮部が江間のために自身を平気で捨てる人だと知ってます。嬉しいけど悲しくて仕方がなくて、だから怒る、と。

次回は江間、VSシャツェランです←でも仲良し。

さて、日曜。近所の公園で結構大きい子たちが梅狩りをしてました。
下で近所のじぃちゃんばあちゃんが待ち構えてる。
頼まれてやっているのかと思いきや、取りたくて取りたくて仕方がないらしく、道行く人を捕まえては「梅~、梅いりませんか~」とか叫んでる。でかいからこそなんかかわいい。
狩猟と採集は人間の性だ、と思いながら(←身に覚え有り)、ありがたくもらってきました。
ジュースにでもするかーと思いつつさようなら&明日がお互いにとっていい日になりますように!

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