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「故地奇譚」26-2.軍靴

新章です。

米――水稲の性質や栽培方法は調べれば調べるほど、日本の風土に馴染んでるなと感動します。共に生きてきた結果なんだな、と。
農業大国でもあるアメリカで田んぼを見たこともありますが、はるばる運河で水を運んできてる乾燥地域でやるの、なんか違ってないか、と思わずにはいられない。
乾燥地域での水管理って、失敗すると不可逆的なダメージを土地に与えるのにね。

江間のガス抜き発言;
シャツェランが郁と会話したがっているのに気づいてのことです。会わせている限りは思い詰めないだろうと計算してるの。したたかです。

用語;
ボルバナ――メゼルディセルの財務司(財務を扱う部署)長です。元々セルの役人だったのをシャツェランが引き抜きました。23-4. 涜神で江間が言っていた通り、リバル村の困窮を救うために入れ知恵をすることになった、と。
タグィロ――メゼルディセルの内務処官です、見習いから昇格しています。元々リバル村の出身です。現リバル村の統官の姪にあたります。
バハル――バルドゥーバ国の南部の砂漠のオアシスです。菊田の幽閉先。
ギャプフ村――郁たちが惑いの森を抜けてしばらく滞在していた村です。
ジィガード――反バルドゥーバのレジスタンス(バルドゥーバに滅ぼされた国の出身者や奴隷たちで構成されてます)のリーダーです。

そんなところで。
次回ゼイギャクの末娘、登場です。

ではまた。温かい飲物食物が美味しい季節になりましたね。が、私、猫舌。
「熱々が美味しいのに」と憐れまれること数知れず、この度克服しようと一念発起しました。
で、対処法を調べた結果は……『舌先に食べ物をおかない』
舌先って、一番前にあるからこそ先なわけで。
そこを避けて食べる? か、可能なのか?? みんなそんな離れ業をこなしてるのか?? 
無駄に孤独を感じただけで終わりそう、色んな意味で寒い、と凹みつつおやすみなさい。
どうか穏やかな夜を&お互いの明日がいい日でありますように!

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