書籍2巻の帯にありますとおり、表題作をコミカライズしていただけることになりました。
お引き受けくださったのは、鷹来タラ先生(!)で、FLOS COMICさまからの予定です。
その上ありがたいことに、帯裏にイラストを描いてくださいました…。
ソフィーナがかっわいい! フェルドリック、腹黒さが見えつつカッコかわいい! という心の叫びは置いておいて、と。
この二人、すれ違いだらけでめんどくさい上に、フェルドリック、序盤めっちゃ怒られるんだ、だ、大丈夫だろうか…、と微妙にドキドキしているというのも置いておいて、と。
個人的な趣味ですが、キャラだったり作品だったり創作自体だったりへの「好き」が伝わってくる創作物は最高!だと思ってます。
そういう意味で鷹来先生の作品、ものすごく好きなのです。
どのキャラもとても人間的ですごく魅力的。その人たちの想いが重なり合っていく様子が丁寧に描かれていて、うるっとくるぐらいに尊いです。かと思うと、くすっと笑わせてくれる要素がいっぱいあって、本当に楽しい。
加えて、描かれるキャラたちの表情や動作がすごく丁寧で繊細で、つられてこちらの感情が動くぐらい豊かに彼らの心情を伝えてきてくれます。
『この国の不幸に仕えて』(スクウェア・エニックス社)や 『きみの泣き顔に恋をした。』(フロンティアワークス社)、『家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら』(原作琴子先生、スクウェア・エニックス社)といった作品をお持ちですので、「冴えない」とのご縁にあわせてご贔屓いただければ、と思います。
なお、連載開始は今年中とのことですが、その他の詳細は追ってのお知らせとなります。その際はまたのぞいてやっていただければ、幸いです。