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エンド オブ サマー ゲームについて

久しぶりに読み返すと良いところと悪いところ、そしてもったないところがよく分かります。

まず良いところ。
感情のうねりが良い。もしかしたら今まで一番うまくいってるかも。

そして悪いところ。
戦闘が長い。長すぎる。四分の一で良い。
評価シートでもそこを指摘されていたんですけど、貰った時は全然気にしなかったですね。(三次落ち)
ここがいいのにって。
でも今なら分かります。長い。長すぎる。

戦闘描写って風景描写と変わらないんですよ。
二十ページも風景描写読まされたらおかしくなります。
だけどあの頃はそれに気付かなかったんですね。
滅茶苦茶凝ってたのは分かるけど、それが評価されないことに気付くべきです。

そしてもったないところ。
戦闘描写を削りまくって、もっとラストを充実させるべきでした。
カズマチームと現実で会ってもよかったし、もっと色々やれましたね。

さて、適当に分析したあとになんですが、この作品は賞を取れないし、取っても売れないでしょう。
方向としてはもっと文芸に振るべきでした。
心理描写はよかったので、そっちを武器にすべきでしたね。
なのにあっさりとしすぎです。

分かる人には分かるでしょうけど、すごくスラムオンラインの影響を受けてます。
なぜならこの作品の前に送られた評価シートにスラムオンラインを参考にしてみたらとあったから。
戦闘シーンが多いのもそれのせいですね。
でもあちらは一対一で、こっちはチーム戦。
カロリー量が全然違います。
そういうことにも気づけてない。
まあ書いてる時はそんなものだけど。

最近本の見方が随分変わってきました。
前は暗くても面白いものをだったのが、今は明るくて売れるものをになってます。
とかなんとか言いながらも結局暗くなっちゃうんですけど。
でもやっぱりベストセラーって明るいんですよね。
文体であったり、キャラであったり、お祭り感があるものが多い気がします。
自分の作品を世間のニーズと少しずつですけどアジャストできればいいかなって思います
そこが自分の色にもなってくるでしょうし。

とにかく今は色々とチャレンジしようと思ってます。
改善と挑戦を繰り返すことが大事ですね。
その中でも一番重要なのは読者層の設定だと気付きました。
読者を想定せず、自分の好きなものを書くのではなく、こういった人達に届けようと考えて書く。
簡単そうに見えて、これが中々大変です。
世の中の流れと感性が合わないと合わせにいくしかありませんから。
でもこれができればまた一皮むけるかなと。

自分としては少しずつ成長してるので、このまま作家になれたらなと思います。
いつになることやら。
でも頑張ろう。

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