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迷いの森の領主様について

この作品は元々書いていたものに大幅な加筆を加えたものです。

42✕34換算で130ページだったのが、今では194ページ。
大枠は同じですが、書きたかった事を書いていたらこれだけの量になってしまいました。

文章は三人称の上、固めで地の文や説明が多くを占める為、読む人を選ぶと思っていましたが、更新が頻繁だったのがよかったのか割と多くのPVがあって驚きました。

まあ、おそらく全部を読む人はほとんどいないと思いますが、それでもブックマークが付くと嬉しいですね。
感想もお待ちしてます。

今回はネット小説ということをほとんど意識せずに投稿しました。カジュアルな三人称を書くのはまだ無理そうです。
しかしやっぱり普通の小説とネット小説では作法が全然違いますね。
時折他の人の作品を読んでみると、空白を多用したり、当たり前の様にネットスラングが使われていたり、文末に笑がついていたりと驚きの連続です。

これは小説なのかと思いながらも、みんな楽しそうで、これはこれでありなんだろう。むしろ、ここでは自分の方がマイノリティーだと実感しました。
そう言えば携帯小説が流行った時、売ってた本も凄まじかった記憶があります。

まあ、結局文章なんて読み手に伝わればなんでもいいんです。
最近はもっと簡単な語彙で、もっと分かりやすい文章をと心掛けているんですが、手に入れた道具を使いたがるのが人間なのか、妙に凝ってしまいます。
そのせいで読みづらく感じた人もいるはずです。

これを自分のスタイルとして確立させるか、はたまたもっとシンプルに削ぎ落とすか。そんな悩みを持ちながら書いている今日この頃。

奥田英朗さんや、柳広司さん。東野圭吾さんや綾辻行人さんなど、好きな作家さんは文章量が少なく、説明量が適切で、めちゃくちゃ読みやすいんですよ。
あれは職人技ですね。

おそらくこれを読む人はほとんどいないので適当に書き散らしていますが、これは上記の作品のあとがきにあたります。

迷いの森の領主様は一応書き終わりました。
まだ始まったばかりどころか、壮大な物語のプロローグに見えますね。
続きは一応考えています。オウガ君がどうなって、颯太がどうなって、誰が死んで、誰が生き残るのか。


政治とファンタジーが深く入り交じるので、もう大変な事になってます。
この草案を見返した時、プロットもろくに組まずによく書いたなと思いました。しかしプロットをろくに組まないからこそ、その後の修正で何度も頭を悩ませたのです。
ちゃんと書きましょう。プロット。
作品はプロットが五割。キャラが四割。文章が一割だと思ってます。
つまりプロットとキャラを綿密に紡ぎ上げれば、勝ったも同然なのです。
多分ですけどね。

今回、テーマは天才ということでこの作品をアップしました。
はたしてオウガ君が天才なのかという疑問はさておき、色々と考えていることだけはたしかでしょう。
おそらく巷で求められる天才像はもっと別なんでしょう。
よくわかないけど凄まじい力を持っているから凄い。そんな感じだと思います。
まあ、天才は凡人が理解できない人なので、それでいいんでしょう。
オウガくんみたいに使えるものは全部使うみたいなスタンスはある意味珍しいんでしょう。
やけにえっちぃですしね。

作者の力量を如実に表すテーマなので怖くもあります。
お前、天才書けるの? そう問われている様で恐ろしいです。
なんだってこんな難しいテーマをよこすのでしょうか?
しかし難しいからこそ楽しくもあります。
この作品も最初はなんか凄い奴が凄い事をするで書き始めた記憶があります。

転生もののアンチテーゼな一面も持ってますね。
普通、主人公が転生してその世界で大活躍ですが、この作品での颯太の扱いはあまりよくありません。
活躍はしますが、まあ、させられてる感じです。
よそから来た輩においそれと活躍させてたまるかという気持ちがありますね。
自分としてはこれが転生ものの新しい形だ! 的な意気込みで書き始めた記憶があります。
新しいかどうかは知りませんが、変化球は投げられたかなと思います。

自分なりに作品を評価してみると、長い。そして動きが遅い。ですかね。
好きなキャラもたくさんいて、ストーリー展開も悪くないと思っていますが、説明が多く、リズムやテンポが掴みにくいのが難点です。
面白がって複雑にしすぎたのも改善の余地がありますね。しないけど。
あと全体的に対象年齢層が高めになってしまうのはオウガくんが何かにつけて女の子にちょっかいを出すせいでしょう。まったく、悪い奴です。
人も結構死にますしね。こわいこわい。

さて。
こんなところに書いても誰も読まないのは知ってるんですが、一応自分の中で整理をつける為に書いてみました。

最後に。
もし小説を全部を読み、こんなよく分からないあとがき的なものまで読破してくれた方がいたらお礼を言います。
ありがとうございました。

この先、カクヨムに投稿するかは分かりませんが、今回書いてみてネット小説も悪くないなと思い始めているので別の作品もあげるかもしれません。あげないかもしれません。
一応かなり昔に書いたラブコメなのかよく分からない作品はあげてますが、これは自分への戒めです。
お前、ちゃんと成長してるの?
そう昔の作品は問いかけてくれるのです。がんばります。

今日をもって、中途半端に終わっていた迷いの森の領主様をようやく全部書き上げました。
その事を喜びつつ、また次の作品を書いていこうと思います。
では。

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