芳村アンドレイ

ある種の個人的な地獄を書きました。 「草食アングラ森小説賞」参加作です。 宗教、暴力、虐待、動物虐待、ネグレクトなどを想起させる描写がありますが、この物語はフィクションであり法…

全てが合理化された平和な世界。私はこの世界を愛している。 ある日、私の元に不審な電話がかかってくる。通信機の向こうの彼は、私とは別の世界を生きる男だった。

僕は同じ学校の、でも、名前も知らないあの子に、恋をした。 本人さえ、確証のないくらいの、仄かな恋の物語……？　 読まれた方々の過半数が「そうきたか……」と呟かれる作品です…

文明が崩壊し、あらゆるものが失われた世界で、リトル・ロスコー・アンダーソンは孤独ながらも逞しく生きていた。 ある日リトル・ロスコーは、彼を慕うみなしごに、彼の秘密を打ち明ける。 …

ママの作るお菓子は絶品だ。特に、いちごのタルトレット。 お友達と一緒にタルトレットを作る。今までに食べたどんなお菓子より美味しい、 とっても美味しいタルトレット。 だって、愛情…

私の集落は突然一人の男に襲撃された。私の夫が殺される。男は私を見つけ出した。私も殺すのだろう。まだ、私の赤ちゃんには気づいていない。待って私の赤ちゃんだけは、やめて。私の赤ちゃん…

この季節がやってくるたびに私は憂鬱になる。 痴漢と花粉、ほんとに春は嫌いだ。 花粉が目に来る人。つい余計なものが見えてしまう人。 是非読んでくださいませ。

仮面をかぶることを義務づけられた街。日曜日は般若。私は、この街に住むありふれた人間だ。休日を過ごす、顔のない人間のひとり。

俺は一週間前にこのアパートに引っ越してきた。 騒音から逃げてきたはずなんだが……。

私たちは、いつも繋がってる。 悲しいときも、嬉しいときも、そばにいたから。 短夜は 友のせいやも 繋がる手 だからきっと、大丈夫

大平 陽平はある日、見知らぬ老婆に「絶対に眠れない呪い」をかけられる。 何があっても眠ることが出来ないという恐怖が、じわじわと陽平を追い詰めていく。 果たして陽平は無事に眠ること…

誰の手も借りる事無く気高く咲く花がある。 彼女はその花の様になりたかった……。

入社5年目。 仕事も一人前、後輩も出来た。 だが、社会人になって一度はやってみたいあのシチュエーションを、未だに達成していないのだ。

◆お題：「月」 月の光を浴びることで発症する奇病・月光症候群が蔓延する時代。 好奇心で夜な夜な家を抜け出して月の光を浴びていた”俺”は”彼女”と出会った。

　とある「お金がない」というお題の短編コンテスト用に書いた約4000字の超短編です。 お金がない……というお題から妄想し、未来予測的なお話にしてみました。 　近未来、こんな世界が…

　鈴木博士は人間の為に働くロボット「G2」を完成させ、全国配布した。 「G2」は人間の為にどう尽くしていくのか？ ショートSFとなっています。ぜひ、ご覧ください。

200PV御礼。自主企画「筆致は物語を超えるか」【雪を溶く熱】のプロットを元にしています。 https://kakuyomu.jp/works/11773540548978193…

植物状態の人間を目覚めさせる装置、DGエンジンを取り付けられた田端葉月は人生最後の3日間を家族とともに過ごすことになるが…

　間宮福祉高校の二年生、間宮伊鶴は目を覚ますと身体をぐるぐる巻きにされ、パイプ椅子に縛り付けられていた。 「あなたにはボランティア部に入ってもらいます」 「……は？」 　何…

王子として生まれ成長していく過程を、年表形式で淡々と紡ぐ、短編です。

宇宙海賊の襲撃に貨物船の乗員は刺又、棍棒、スプレーさらには、食器までかき集め、知恵を出し合って対応する。 小説家になろう様でも連載中。

高校に進学して勉強と部活に励んでいた茜。 幼なじみの菜々美とともに女子高生として楽しく生活を送っていた。 ある日，転校生の美月がやってきた。仲良くなってから一緒に過ごすようになる…

全て1話140文字程度。最初から読むもよし、気になったタイトルの話から気ままに読むもよし。 ミトラという不可思議な生き物が跋扈する世界で、ミトラと人とが織りなす物語。 ツイッタ…

「やぁ、こんばんは」 どこからか、声がした。しかし、その声の主は見えない。 静かに木霊する夜更けの会話。姿も名も知らぬ不思議な声はいったい？———。

冬の夕方。 高校からの帰り道、流れてくる音色に誘われるようにして喫茶店に入った彩季は四年に一度だけの特別メニューを注文して……。

いろんなネコさんたちの活躍を、故事成語の基となったお話しをアレンジして大紹介。 一話目は超能力系のお話でよく登場する「千里眼」という故事成語について、 ヨーイツというしっかりネ…

七夕に生まれたから、奈々子。 奈々子の誕生日前日 一つの奇跡が起こります。 一緒に、見届けて頂けませんか？ エブリスタでも公開しています

親父が連れてきたのは、俺と十歳しか違わない銀座のホステスだった。