このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(51文字)
え? 虚淵玄? 思わず作者名を確かめてしまいました。この作品を語れるほどの語彙はありませんが、必ずあなたの心にインパクトを残します。ただし、残虐描写に耐性の無い方は読まない方が良いです。
レビューなのに【閲覧注意】というのも変な話ですが、本当です。読んだら確実に気分が悪くなるでしょう。普通の感覚ならば。タイトルからして明らかに危険。しかし、ただ痛いグロいだけの話ではありません。普通の感覚ならば、劇中何度も「もうやめてくれ!」と思うはず。そしてそれが、ラストに強烈なカウンターとして返ってきます。普通の感覚とは、なんなのか。
これは人を選ぶ作品でしょう。あまりの凄惨さに、途中で読むのを投げ出してしまうかもしれない。それも良い。ですが、物語の最後、どんでん返し。やられた……!!!狂人なのは、本当に彼だけ?これを読んでいるあなたにも、似たような経験があるかもしれません。私は、ありました。