ちょっと、聞いてください。すごく嬉しいことがあって。
嬉し過ぎてちょっと涙ぐんだんですけどね。
私がまだ若く会社に入社したての新人で、連日深夜の二時三時まで働き、月の残業100時間を超えズタボロになっていたあの頃。
一体どこにそんな余裕があったのか……いえ、むしろ余裕がないからこその逃避行動で、個人サイトを作り、自作の小説を公開し始めました。
あの頃は寝なくてもいけたからね。あ、今はいけないよ。むしろ毎日夕方には眠たい。
素人丸出しの小説でしたが、まあなんというか相互リンク先に恵まれたことで、ちょいちょい訪問してくださる読者の方々もいて、たぶん一年半か二年ぐらいかな、続けておりました。
たぶん真面目に更新してたのは一年にも満たないぐらいでしょうけども。
楽しかったです。
今でも良き思い出です。
あの頃の私のメンタルを支えていたのは、間違いなく私が作ったあのサイトでした。
メンタルやばくなると小説書き始めんだよ、私ってやつはね。最近では関係なくなって、習慣みたいな感じで書いてますけども。
実はその時の! 読者さんが! いらっしゃったんだ……!
カクヨムでも! 読んでくれたんだ……!
なんかもう、我が人生に一片の悔いなし! みたいな気分になったよ。もうラオウですよ。拳を天に突き上げたわ。
いえ、まだ生きてますけどね。悔いも未練も何もかもてんこ盛りですけどね。
嬉しいじゃないですか。
十年以上経ってもまだ、こうして自分の作品を覚えていてくれる方がいるんですよ。
十年どころじゃないか。にじゅ……げふげふ……
とても嬉しいです。
思わず近況ノート書くぐらい嬉しいです。
ありがとうございます!
サイトをやっていたあの頃は、ただ単純に、好きなことを書くのが楽しかったし、サイト関連でできた友人たちと毎晩ネットゲームやりながら駄弁るのが楽しくて、正直に言えば読んでもらうことは二の次でした。
今となっては正直、なんでもっと早く真剣に執筆に打ち込まなかったんだ、と思わなくもないんですけどね。
小説を初めて書いて誰かに読んでもらったあの頃があって。
その後書かないかわりに年100冊以上小説を読み漁ったあの頃があって。
だからこそ、初めて小説を書き始めたあの時より、もっと真剣に向き合って書こうとしている今があります。
今だからこそ書けるものを書いている、と思っています。
ちょっと昔の知人を見かけたから軽い気持ちで声かけたら、クソデカ感情返ってきて困惑だと思いますが、キモくてすみません。笑
そもそもこれをご本人が読まれるかもわかりませんが、私はこの喜びを叫びたかったし、誰かに伝えたいんだ。
ひゃっほう!٩(ˊᗜˋ*)و
muji noteはすでに跡地すらなく、サイトのデータもどうも行方不明なんですけど。笑
ヨシコは今もカクヨムで元気に蠢いております!
よろしければ今後ともよしなに!