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なぜ公募がうまいこといかないのか

よっほー。
今日も元気にFGOプレイしてます!
昨日はなんとカルナを召喚したよ! やったね!



ってことで、次の公募作に取り掛かる前に、まずはこれまでの敗戦を振り返ってみることにします。
次絶対一次通りたいから。


長いで。


まあ単純にね、その時送ったものがいまいちだったんじゃないか、という見方もできなくはないんですけど。それだとそこで話終わるんでもうちょっと続けてみましょう。

今までWEBコンテスト以外の公募だと、
■ノベル大賞2023年『カンヴァスの神さまと夜の女神』 一次落ち
■ノベル大賞2024年『黒衣の令嬢は薔薇の色を塗りかえる』 一次落ち
■集英社の短編小説新人賞『病める王国の春を謳う姫君』 もう一歩の作品
■第7回富士見ノベル大賞『白の魔女と黒の王子』 一次落ち

基本的に一次落ちなんですが(笑)、短編小説新人賞でもう一歩の作品にはいるんですよね。
これを考えると、少なくともヨシコの作品自体が「小説としての体を成していない」状態ではないと思われる。
もう一歩のところまでいけるものが書ける、と思ってもいいのだろうと考えることができます。たぶん。願望ではない。たぶん。

WEBのコンテストだとね、特に中編は基本的にほぼ中間通ってます。
公募と明らかに戦績に差がある。ひどい差だよ。どうした。

私の作風がWEB特化なのでは……!?
だとまあ、喜ばしいのかもですが、たぶんそれはないと思います。
いわゆる「なろう系」は書けないタイプの人ですし、そんなWEB特化ならもう少しブラバされんで済んでるじゃろ。あとPVももっとどしどしいくじゃろ。なあ?

ってことで、ちょっと一作ずつ振り返って考えてみましょう。


『カンヴァスの神さまと夜の女神』
こちらは評価シートもいただいております。全員に評価シートくれる公募だったんで(次からは違うはず)。
これに関しておそらく下読みの、つまり読んだ方が一次を通さなかった理由になるんだと思います。

構成については高評価、しかし一方でオリジナリティと設定・世界観の魅力が著しく低評価。
現代ものにおける世界観の魅力とは……などと一瞬頭を抱えましたが、つまるところその作品をパッと見た時に「読んでみようか」と思わせるだけの何かが香っているか、みたいなことなんでないかと理解しました。

「読んだら面白いんだけどねー」とか、大抵錯覚及び作者の願望だと思ってます。
見た目も匂いもうんこの絶品カレーを食べてくれるのはその道のプロである変態だけなんですよ。読む前に初見でおいしそうなカレーに見えないと大勢に食べて貰うことはできないんですよ。
しかも「絶品」ってほどでもないし……。

まあこれはもうどうしようもないですね。書きたいものと、私の筆力に乖離があったようにも思います。
伝えられるものが書けていないという……。(着想が悪いとは思ってない)
カクヨムに掲載するにあたり多少改稿してますけど、公募で送ったものはうんこに見えるちょっと雑に作った普通カレーでした。だめだと思います。


『黒衣の令嬢は薔薇の色を塗りかえる』
これは元々賢いヒロインコンテスト、つまりWEB小説のコンテストに出した作品ですね。
元々のコンテスト段階で完全に受賞するつもりでいったので、がっつりしっかり戦略を練った上で書いてます。
WEB小説を謳っているレーベルのコンテストなので、文化や風土についての説明は最低限で済ませるためにあえてナーロッパ。話の展開とキャラのみにフォーカスしています。
この辺、おそらくコンテストとしてはうまく狙い通りにいったのではないかと思っているのですが、もしかしたら公募として考えた時にはマイナスだったのかもしれないと今は思っています。

WEB小説として狙いすましたものにしていたので、もっと公募用として根本を考え直す必要があったのかもしれない。
あくまで例えばですけど、城の素材がどうとか、ドレスの詳細な説明とかそういうの足していったらよかったか。地に足が着いた世界観の描写っていうかね、なんかそういうの。
ある意味、カテエラなのかもしれない。

たぶん明日ぐらいに評価シートが届くはずなので、その辺の自分の分析との齟齬をきちんと確認して次につなげていきたいですね。


『病める王国の春を謳う姫君』
短編です。もう一歩の作品。これもう一個上にいくと最終選考作品になって選評がつきます。
つまり箸棒ではないと言える、のだと思う。たぶん。

もっと内容を精査する余地はあったと思うので、あと一歩なんだけどそこまで、っていうのも納得です。


『白の魔女と黒の王子』
一番最近の公募一次落ち。
後で読み返すと、これで通ったら逆に驚きです、という出来栄えでした。草稿を送るな。

作品として完成させたのが現在「カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト」に応募中の『白き魔女と黒の忌み王子』。
完成作品を公募に送ってみたらどうかと、試してみたい気持ちがなくもない。



こうして振り返ってみると、一次落ちに対しては全部自分で理由が見付けられるという体たらく……。
自分で落ちた理由に心当たりがあるならね、それはやっぱり落ちるんだと思いますよ。そこまずは潰してから挑めよ。

ってことで、次にどう挑むべきか。

・オリジナリティと設定・世界観の魅力の底上げ
・公募用であることを意識し、地に足の着いた世界観の描写
・情報、展開を精査し、いらん設定を排除し完成度を上げる
・草稿を送らない

以上ですね。

OKです!

2件のコメント

  • アドバイスというほどのことでもないですが(私も二次落ち程度なので)
    書かないとレベルアップもない
    出さないと分からない
    頭の中だけで「これはいい!」っていっても始まらない
    書くしかないっていう結論です
  • 歩さま
    その通りですね。まずは書かないと始まらないと思います。
    そして書いた後、出すまでに、どこまで足掻くことができるか、みたいなことかなと考えています。
    コメントありがとございます!
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