テレビのニュースでは、再開発に伴う伐採が進む神宮外苑の銀杏並木が黄金色のトンネルとなり、観光客で溢れて直進することも難しいと報じられています。きっと、伐採を心配していた坂本龍一さんも黄泉の国から見守っていることでしょう。
僕は坂本さんの癒しのピアノメロディー『Merry Christmas Mr. Lawrence』が大好きで、カクヨムの創作活動をしながら耳を傾けています。そういえば、クリスマスがあと二十日あまりでやって来ます。昨日から突然思い立ったように、カクヨムコンに向けてクリスマスを舞台にした短編小説を書き始めました。ここでは冒頭の文章だけを紹介させていただきます。
皆さんの心の中にも、時の流れとともに記憶の彼方へと消えてしまった学生時代の思い出があるのではないでしょうか。私にも、決して誇れることではありませんが、そんな思い出がひとつだけあります。この作品では、甘く切ない遠い昔の追憶とともに、薄紫の木蓮の花びらに宿る一筋の雫のような、儚くも美しい初恋の物語を綴っています。
さて、カクヨムコンに投稿した「純愛の本棚 〜京都花街の恋物語〜」ですが、校正のスケジュール通り、本日午後三時に新しい章を公開します。その内容は「再会への祈り」と「新たな旅立ち」で、主人公が愛する少女に向けて誓いを捧げるエピソードです。おかげさまで、本棚の登録者が50名を超え、レビューやコメントも60件を越えることができました。これもひとえに皆さまのご支援のおかげです。心から深くお礼申し上げます。お忙しい中恐縮ですが、よろしければ創作活動の合間にぜひご覧ください。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085908350595ここから作品の序章(前書き)にご案内いたします。
作品の京都花街をイメージし、AIの力を借りて画像を描いてもらいました。