神崎 小太郎

幼稚園児の雅裕は年長さんになって少々生意気になってきた。 お弁当を作り、幼稚園の送り迎え、夜は添い寝をしていたのに。 もういっしょにねない宣言をされた。 ばあばの真理子としてはお…

青空家の日常は変わっている。 いつも外では普通にしているのに、家では個性が爆発しだす。 そんな家族の話をいろいろな視点から覗いてみよう。 きっと、フッと笑えるエピソードがそこには…

今でも思い出すとチクリと恥ずかしい思いをする黒歴史。消せないおっちょこちょいからくる恥ずかしい歴史

「私たちは古いのよね〜」 いやいやupdateが必要なのよ。 合言葉に新時代生きぬくの オバタリアン（死語）のたわいない日常を綴り、妖との出会い、そしてこの先どう生きていくのか…

時代今、コンピュータと一体となって頭脳労働する時代。 創作がはんらんし、より新鮮で柔軟、斬新なアイディアを求める時代。 小学校は、‘幼年ひらめき舎’という雇用ガッコウになった。 …

日常の小さな喜びや内面的な葛藤を言葉にし、感情の整理を促すことで、リハビリ中の方々だけでなく、誰もが抱える悩みや不安に共感できる言葉を紡ぎたいー心で、リハビリポエムを書き始めまし…

陽の当たる場所へ出たい僕のこと。

ある、雨が降っていた土曜日。 半日の勤務は終わって家路を急いでいた碧がマンションの下で見つけたのは、高校生の時に付き合っていた彼女である紗理奈だった。 「……紗理奈、今更何の用…

明治維新。口減らしのため身売りされ、舞妓ちゃんを目指すことになった胡桃。 置屋におる姐さんら、綺麗なおべべ着とるさかい立派に見えるけど、中身足りひんし考える力あらへんの。そやさか…

※本編の会話は全て街言葉と京都弁になっております。 　倉田千夏は十六歳で舞妓になる為に祇園へ来た。 　十七歳で舞妓涼夏になった。 　舞妓になった涼夏は、おかあさんから衿替えも視野…

「俺」は残暑が長引く盆地の町へ帰る。彼と幼馴染の「ユイねえ」との再会を切り取るノスタルジー短編。 ここ十年ですっかり残暑が長くなりました。僕らの秋はどこへ行ってしまったんでしょう…

現代ドラマで設定しましたが、時代は江戸くらいです。

ある日、唯一の理解者である祖母をなくした主人公京はその夜、奇妙なものに出会う。

冬は長いから分割する予定です。 支度から始めようと思います。 ちまちま、よろしくお願いいたします。 chibana♨

三人称視点で読む女性四人の日常小説です。

突如として迫られる選択……その内容は人生をリセットしてやり直すかどうかだった。 その言葉の意味を考えていく中で、気付く可能性と自分自身のあり方。 今の自分が見せる姿の真実を知る為…

夏真っ盛りの八月。 僕は、クラスメイトの彼女と花火大会にやって来た。 そこで、彼女に言おうと思っていることがある――。

夜中のテンションで書き上げた作品です。 初めて小説を書きました。 誤字・脱字、表現の拙い部分もあるかとは思いますがお暇潰しに一つ、読んでいただけましたら幸いです。

大学生の頃から交際を続けていた幼馴染カップルである拓海と美雨。しかし、数年前から二人の関係は少しずつ冷め始めていた。ある日、拓海は恋人が職場の男性に寝取られていることを知り、驚き…

豪快な僕の姉ちゃん。（姉ちゃんは作者の空想上の姉ちゃんです）

俳句・季節の二十句

何気ない日々のこと

猫をこよなく愛する若手社員、水澤藍斗。愛猫の黒丸とともに退屈な日常をやり過ごしていくが、ある日彼は、道端で雨に濡れて震えている白い子猫を見つける。見捨てることができず一旦家に連れ…

碧月　葉様　質問企画　【あなたの書架】を覗いてみたい。　参加エッセイ。 盛り上がりますように！

　大正十二年、時計職人の娘・綾月時子の前に現れた一つの謎。父の遺した不思議な懐中時計と、殺人現場に残される美しい蝶の標本。 　時を永遠に留めようとする者と、時を解き放とうとする者…

　そのスケッチブックに本当の私が描かれてゆく。

　1945年９月２日。 　ポツダム宣言を受諾して負けを認めた日本に、連合国軍が上陸した。連合軍は、日本を占領する政策や指示、命令を矢継ぎ早に繰り出していく。 　その動脈たる鉄道を…

いえのまえみてみて

ソーシャルネットワーキングサービス、空気を読みつつ言葉を紡ぐ。 （「部屋の中に蚊が入った」という話をいくつかの形で表してみます。筋は大体同じです。お好きな形をどうぞ。）

【KAC20242】 お題、『住宅の内見』 水谷蘭は夢の住宅内見会が開催される案内状を手に、ときめいていた。 ちょうど蘭は一人暮らしのアパートから脱却し、理想の家を手に入れた…

とある機関で働いていた私は命を落とした。 目覚めたら女神っぽいなにかに、死に戻りを命じられたんだけど！？ しかも、あのスノードロップを落として来いってどういうことよ！？ 世界を…

第一階層の、魂の管理者だったのに、第七階層に落ちるなんてっ！ もう、ひどいっ。あれ？ ……あの人だれ？　帝！？　きゃー、かっこいい！！！ 凛月（りる）は第一階層の魂の管理者であ…

犀川よう様の自主企画 『【既作品不可】エッセイを書きましょう2024』に寄せて https://kakuyomu.jp/user_events/16818093085525286…

一話完結です。初心者なので変だなと違和感を感じるとこもあるかもしれませんが、読んでいただければ幸いです。

（あらすじ）カヒは小さいころに、夢《ゆめ》の中で、どこか遠い国の女の子になって生活していました。ムジャナという女の子は、ある夜にミミズクの鳴き声にさそわれて家をぬけだします。その…

ロケーションは警察署ですが、捕まったわけではないです。 犀川よう様のエッセイ企画に参加です。 気軽さスーパーフライ級でお付き合いいただければ幸いです。 【既作品不可】エッセイ…

主人公は母と一緒に買い物に出かけていたところ、突然、交通事故に巻き込まれる。事故の衝撃で意識を失った主人公は、真っ白な世界に迷い込み、そこで「自分が死んでしまった」と感じる。しか…

鍋の中。 クツクツと音を立てながら果実が震えている。 （食べ物系日常短編。ジャムを煮る人。）

大きな総合病院の跡取りとして婿養子に入っていた内科医の守屋卓は、妻の絹香の不貞が原因で離婚した。仕事も住む場所も失った守屋は、あてのない旅に出る。見知らぬ街で、ひょんな流れから急…

祖父母を訪ねて長野県の塩尻市にやってきた僕は、駅を出ると潮風を感じた。 ——海から遠い山の中で、どうして潮の香りがしたんだろう。 首を傾げれば、昔祖母が教えてくれた昔話を思い…

映画についての感想文です。 新作から配信まで、ジャンルを問わずさまざまな映画を取り上げます。 ホラーが多くなるかも。 読者様の映画をチョイスする一助になれば幸いです。 毎週一本ず…

人の記憶を奪う蝶が飛ぶ世界。 蝶の名は、紫純琥珀蝶【しじゅんこはくちょう】。 蝶と言葉を交わすことができる北白川結葵【きたしらかわゆき】は、気味の悪い存在として家族から虐げられて…

初めて彼女を見付けたのは、暖かな春の教室。 午前８時。ホームルームが始まる前の微睡みの一時。