• 現代ドラマ
  • 現代ファンタジー

初秋の風が吹き寄せる上高地を舞台にしたミステリー小説を描いています。

ここ数日、皆さまの作品を訪れることが少なくなり、申し訳ございません。上高地に語り継がれる伝説の下調べに疲れてしまい、作品の雰囲気を思い描きながら、この近況ノートで綴ってみました。膨大な資料を調べるのは大変です。本当はお詫びしたかっただけなのですが……。

そんな僕の作品にたくさんの応援をいただきありがとうございます。心からお礼を申し上げます。皆さまの新作や一押し作品は、時間がかかるかもしれませんが、少しずつ拝読させていただきますので、どうかお許しください。

初秋の風が耳元を心地よく吹き抜ける頃、上高地の静寂に包まれた明神池は、まるで時が止まったかのように穏やかだった。穂高連峰の影が水面に映り込み、今は亡き彼の姿がそこに宿っているかのように感じられた。風がそよぐたびに、池の表面にはさざ波が立ち、彼女の心の中の記憶もまた揺れ動いた。

彼女はひとり、池のほとりに立ち尽くし、遠くにそびえる山々を見つめた。彼がこの地で命を落としたことを思い出し、胸が締め付けられるような痛みが走った。しかし、その痛みの中にも、彼と過ごした日々の温かさが蘇り、心を包み込んだ。


北アルプスの麓にある上高地は、四季を通じてとても素晴らしい場所です。皆さまにとって、何か忘れられない思い出話があれば教えていただけますか?

3件のコメント

  • 神崎 小太郎さま

    上高地を舞台にしたミステリーですか。
    とてもよい雰囲気の予感を今からでも感じますね。
    幼い頃、家族バス旅行で一度訪れた美しい名所の記憶があります。
  • 資料との格闘、たいへんであることと思います
    おつかれさまです
  • 梓川の水は夏でも氷のように冷たくて、金髪の外国人女性が岩場に腰を下ろし足を水に浸し本を読んでていたのが印象的でした。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する