甲子園球場では、阪神タイガースのファンたちが「今日もやったで!」と叫びながら、両手を高く掲げてジャンプした。周りのファンも一緒に歓声を上げて、ハイタッチやハグを交わした。
https://youtu.be/tRx1rGp4O7g?si=xMCFNhDZRf85zOsA一方で、気弱な僕はカクヨムのページで小説を書きながら、NHKの中継を横目で心配そうに観ていた。
昨日の村上投手から今日の大竹投手へと。そして明日の伊藤投手へとバトンは引き継がれてゆく。彼ら3人はWBCにも選ばれなかった選手ばかりだ。村上は昨年まで二軍の帝王で埋もれていた。大竹は昨秋に首寸前まで追い詰められていた。伊藤は今春故障から復帰した投手だった。「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇(あだ)は敵なり」これは、戦国武将,武田信玄の名言として残されている言葉です。選手を活かすのも殺すのも監督しだいなのかも知れませんね。
これでマジックナンバーが「7つ星」となった。明日からカウントダウンだ。そしてその先に待っているのは……神のみぞ知る世界です。
何の話だと思いますか? これは僕が何年も夢抱いてきた「阪神タイガース」のアレ(優勝)の物語です。僕は東京出身なんですけど、幼い頃から阪神の野球帽を被っていた「おかしな奴」です。学校もプロ野球の神さま、長嶋さんと同じなんですけど……。きっと反骨精神が旺盛だったのでしょうか? 他チームのファンの方々にはごめんなさい。