最後まで一旦書き上げ、突貫工事のごとく推敲しながら、もう一度手直しをしている。僕には投稿前を迎えて、書き上げた余韻を楽しめる今のひと時が一番楽しいのかもしれません。皆さんはどう何でしょうか? よかったら、ご面倒でもお聞かせ頂けると幸いです。
今度の作品は、大阪「十日えびす」の人情味溢れる〝なにわの町〟を初めて小説の舞台として綴っていきます。これは、カクヨムの作家、「オカンさん」のお住まいのお近くかと思いだしてしまう。
タイトルは、あの豆腐屋さんはいずこに『三丁目の夕焼け雲』
たかが豆腐、されど豆腐。宵越しの人情夜話、全ての道は豆腐に続いてゆく。
冬の昼下がり、夕焼け雲が似合う下町にあるお豆腐屋さんから、七十有余年の歴史の幕切れを告げる、ラッパの音色が鳴り響いてくる。
主人公となる店主の孫娘、シングルマザーの高校生を支えてくれる祖母、おかん、幼馴染みの彼、町の人々との愛の交流を描く、宵越しの人情夜話となります。今どき、流行らない現代ドラマをまたひとつ書いてしまいました。本当に愚か者なのは知りながら、バカですねぇ。