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司馬遼太郎の文体がやっぱり好きだ。

https://kakuyomu.jp/works/16817330658385162149/episodes/16817330659331289774

ずーっと「国盗り物語」を読んでいて、その後、
新エピソード書いているとやはり司馬遼太郎
調に書きたい自分が出てくるのです。

短い漢語調の文章。簡潔な情景描写。

「姉川の戦い」はこう幕を切られるのです。

「時に六月二十八日である。午後四時すぎ、
にわかに天が白み、野が開けた。」

季節、時間、情景が鮮やかに眼前に。
ああ、痺れます。

信長の沈黙と緻密さ、光秀の
思惑、藤吉郎のヘラヘラした追従・・・・。

姉川が霞から立ち上がる・・・・・、。
浅井が押し寄せる。

ページを捲る手が止まらないです。
こんなストーリーテラーに
なりたい私。

ヘミングウェイもいいんですけどね。

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