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七百猫の数奇な運命

https://kakuyomu.jp/works/16817330652449226763/episodes/16817330657898607169

ネコには七生ある。
The cat has seven lives

幼い頃、よく物知りの祖母から聞かされていました。
だからネコは魔物だと。

七百猫は、その七生を百回繰り返したのです。
生まれ変わった回数を掛け算すると一万年にも
及ぶ年月を様々な主人と暮らし、そのうちに知能が
目覚め、今に至ったーーーというキャラ立てです。

仕えた主人の中には、蘇我入鹿、中大兄皇子、
光明皇后、武田信玄、徳川家康、

親しくした主人の最期を看取ることに
なる自分の運命。

そして近代になってネコは大陸へ渡ります。

数々の漢籍、四書五経に親しんだ七百猫は清朝末期の
混乱期、科挙において宣統帝殿試にまで
進み、ネコとして初めて進士に登第し、
日清戦争後の下関条約締結のため、
代表、李鴻章の側近猫として同行するのです。

日本の近代化の中、清朝の崩壊を目にした
七百猫は大陸で民衆の中に留まり、共産革命を
目撃し、文化大革命に再び失望し・・・・・。

そして現代の日本に生き戻って来た七百猫は
ある複雑で多感な女性アイドルと
東京で出会います。

今後の展開をお楽しみに〜。




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