明日はたぶんやべえ事になりそうですけど、今日は取り敢えず解除! つまり、今日ももうすぐ家に帰れます。やったぜ。
で、今詰所でテレビ見てたんですけど、芸人のヒロシさんがたまたま良い事を言っておりました。以下要約——。
俺、なんで俺ってモテねえのかなってずっと言ってたんですよ。で、言われました。
「キミ、女にモテないどころか男とすらまともに仲良くしてないでしょ?」って。
そしてこうも言われました。
「でもそんなキミでも昔は友達いたよね?」ともね。
だから俺、ああ、その通りだなって思いました。
だから焚き火会に参加するようになったんです——。
偶然って凄いですね。こんなたまたま共感できる事に出逢えるんですから。
よく見るじゃないですか。
「出会いを見つける為に〇〇へ行こう」
みたいな感じのブログとか。
その通りだと思うんすけど、それって恋愛の出会いだけに限った事でもないですよね。
むしろ恋愛的な出会いを求めてる人こそ、まずは友達を作っていく事を目的にした方が良いかも知れません。急がば回れ、ですね。
さて、こういう事を書く時、僕はいつも「まだその段階にいない人達」を強く意識してしまいます。
しつこく宣伝している僕の作品「ロジカルマキアート!!」にも、そういう人達を「意識して」出していません。
勿体ぶってすいませんね。こういうお話をする時、そこそこ勇気がいるのですよ。
「他人とのやり取りで傷ついて、自分を支えようとしてくれる人ですら、煩わしく感じている人達」
を書くのは。
作品に出していないのは、勇気が出ない、とは別の理由ですがね。
と言うのも、どんな物事にも「プロセス」があると感じており、僕の作品は「前を向く準備ができてた人向け」であります。
だから酷いキャラは出さないんだけど、酷い事自体は僕のキャラ達、けっこう言います(あ、別の作品には酷い人達がめちゃくちゃ出ます)。
前を向く準備が出来てるならそれに対して「反発」する事もできますが、そうじゃない人達は更に、落ち込んじゃいますよね。
だから「他人とのやり取りで致命的な傷を受けて『まだ』休むべき期間にいる人達」は、なるべく他人との関わりを避けて、一人で傷を癒す必要があると考えています。
一人であってもインターネットを開いたり、お家にある本なんかを読んだりする事はできるので、ゆっくりじっくりと休めば良いのだと思いますよ。
むしろ「癒す為のコンテンツ」は世に溢れんばかりに存在するので、探す手間もそんなにないでしょう。
ただ、あくまでもそれはプロセス、前を向く為の「初期の段階」であります。
次の段階に必要なコンテンツもやっぱり沢山あるとは思うのですが、「次の次のコンテンツ」が圧倒的に不足していると感じます。
基本的に心の傷は消えません。一生残ります。
なので、それと上手に付き合っていく必要があります。
まずは自分を外部と遮断して「優しいモノ」を見ながら心を休める。
次は「なるべく楽なモノ」を見ながら、外を見て、少しずつ外に出るようにする。
そしてその次は、「面倒で優しいモノ」を見ながら、少しずつ「自分を試す」です!
いきなりはダメです。
身の周りにいる人達はカウンセラーでも先生でもないので、傷ついた人を診る準備が出来てないです。
物凄いキツい事なんですけど、その準備は自分でするしかないんですよね。
再び傷つく事のないように「あらゆる情報」と「心構え」を準備しなければならないという。
コミュニケーションとは基本的に「楽しい事」なんですけど、それを苦手とする人にとっては「面倒で残酷な事」であると感じます。
癒すモノ、楽なモノ、そういうモノには「心が健康な人達」も沢山食いつきますが、だからこそ、なんだろう、「心の隔たり」とでも云うのでしょうか、そんなモノがあると思うのですね。
極端に厳しいモノも、同様です。昭和のスポ根の代表的なモノに「巨人の星」ってあるじゃないですか。アレ見て野球したくなる人少ないんじゃないかと思うのです。そうさせたい指導者は未だにいるようですが。
でも今まさに「勝負の中にある人」には必要だとも思います。
だから何事も段階があるのです。
癒されるだけでは前を向けないし、楽をするだけでは前を向いてたとしても進めない。
進むためには次の段階を「準備する」。
そういうのが大事だなぁと思う、今日この頃です。
もちろん「前なんか向きたくない」という人もいるでしょう。その人達は「その段階にいる人達」ですので、前なんか向かずに、ゆっくりと休んで頂きたいと思います。
デレレン!