こないだ二十四時間の勤務があったと、思ったら、コロナのせいで昨日今日の現場が丸々なくなってしまいました(僕は罹ってない)。
ぶっちゃけめちゃくちゃ楽過ぎる雪氷の常駐よりも、単価がよくて退屈しない橋梁の補修工事の方が好きなので、かなり残念でした。
でも、そのお陰で執筆が進みました。あと3万文字弱であります。
んで、このノートタイトルにあるように、青少年に対する性教育、それに僕は、昔から不満がありました。学生の時から。
まず、「避妊しなかった時のリスク」。
避妊具を適切に使用しなければ当然、妊娠の確率は上がります。未成年であれば、大人よりも当然リスクがあります。それを説明するのは良いです。むしろ、しっかりと説明して頂きたい。
ですがまだ「不十分」であると考えます。
未成年のカップルに子供ができると、経済的にも精神的にも子育てが困難であり、だからこそ「中絶のリスク」についても説明しているのだと思います。
ただ、なんつーか、これは僕のただの感想なのですが
「子供ができたら『あなたに』こんなリスクがありますよ」
「生まれてくる子供が可哀想ですよ」
「『男子諸君』、女性にはこんなリスクがあるのだから、君たちが気をつけなさい」
という事だけにとどまっているような気がするのです。これだと、
「自分はどうなっても良いや」
「生まれてくる子供が想像できない」
「私は妊娠しても大丈夫」
みたいな子達に効果が薄いと思うのです。
男子側がいくら「妊娠させたら彼女の人生がめちゃくちゃになる」と気をつけたところで、自分の彼女に「私は平気、あなたの子供が欲しい」みたいな事言われて、自制心が働く「子供」がどれだけいるのでしょうね。大人だってそれで困ってる人達が大勢いるというのに。
だから女子側にも
「男子にもこういうリスクがあって、あなたの彼氏が非常に生きにくくなります」みたいな注意をしても良いのでは? と感じます。
え? ちゃんと説明されてる?
いやいや、「男子に向けた男子のリスク」はあっても「女子に向けた男子のリスク」は少なすぎでしょう。
んで、説明し難いし複雑な事もわかるので
「性行為自体を大人になるまでするな」
と頭ごなしに言いたいのもわかります。
ですが、しちゃうでしょう? そういうシチュエーションに恵まれちゃったら。
だから子供達が「セックスをする前提」で説明の仕方を工夫した方が良さそうです。
あとは避妊具の説明。
もっと具体的にやったらどうですか?
例えばコンドーム。
一年間コンドームを使ってセックスした場合、百人中3〜14の人達が妊娠するそうです。それを簡略して
「コンドームの避妊率は100%じゃないから安心し過ぎるな」
みたいな説明が多いです。
それだと
「どうせ何やっても100%じゃないんなら避妊しなくても良くね? だって妊娠する確率も100%じゃないんだし?」
的な開き直りが発生すると予測されます。
てか居ます。現実にこういう人。
ちなみにコンドームを使ってそれでも妊娠しちゃう人は、その使い方に問題があります。使い方さえ気をつければ100%避妊できます。
例えば(ここからは非常に生々しい具体例。苦手な人はブラウザバック)
女性の口内で射精したとします。その後、女性に「口でゴムをつけてもらった」なら、避妊率は100%になりません。コンドームの「外に」精液がつく可能性があるからです。
あとは、セックスの最中にコンドームのストックが切れてしまった場合。
「めんどくさいから(お金勿体無いから)そのまま二回戦」
の場合だと、尿道に精液が残っているため、通常の「外出し」よりも更に避妊率が低くなります。外出し自体もカウパーに精子が含まれてたり、「うわやべ! 出ちまった!」みたいな事故も起こるので、後悔しない相手「のみ」とした方が良いと思われます。
などなど、色々な事を考えて、それを作品に反映させようとしたのですが……駄目でした。笑
とりあえず僕が書けた事は
「男子が女子を気遣うだけじゃなく、女子も男子の不幸を想像しなさい」
「つーか本当に好きなら互いの未来を想像できて当然だよな?」
「ここぞという時我慢できる自制心を意識するべし」
という事だけでした。
…………無力!