今日はKolme1のことをお話しします。
色々明らかになるのが8章なので、何をバラすにも注意書きが必要そうです。
以下、ネタバレ含みます。
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1章でミュエルがデュークを邪険に扱いますが、
あれはワットとデュークにギャップありすぎて戸惑ってます。
ミュエルは自ら学長に対し、
「今回の旅で護衛士を彼にすること」
を、条件に提示しました。
「総当たり1位が封印士第1位の護衛士という決まりを変えることはできない」
と学長は言いますが、ミュエルは「それでいい」と。
デュークが1位になると信じてたんですね。
そしてその通りになるんだけど…
かつては、
自分と同じように背伸びして、
変に大人びて、ひねくれて、
ふたりのときは等身大でいられた、
そんな彼はいなかった。
当たり前といえば当たり前です。
「あの」彼を形作る記憶は封印されてますから。
ただ、暴走でかけた封印には少しの綻びがあって。
はじめに野宿するときデュークが歌っていたのは、
10年前にワットとアーリィが作った替え歌。
だから、ミュエルは突き放しきれなかった。
デュークはワットだと信じるしかなかった。
8章読むまでこの伏線を覚えててくれるマイスイートエンジェルはいるのでしょうか。
Kolme1 作品ページ→
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890133729