蓮の呼び声ネタバレ語り1

うふふ何から語ろう…
ネタバレというからには、終盤での核心的な情報を知っているものとして語りますね。

霖や青士が何者かとか。
落蕾のとき何があったかとか。

本編に初登場するまで、
霖はどこで何してたんだよ?っていうと、

魂が割れて、気がついたときに、
彼女は遠く離れた岩龍地区にいました。
自分への反発が強いあまり、遠くに実体化したようです。
そして、白緑龍の道場に入門した。
もとから気功の技術があったので飲み込みが早く、
2年ほどで簡単な毒針なら作れるようになりました。
そこでは添花と名乗り、そう呼ばれていたので、
魂が安定し、本編まで持ち堪えました。

もう一人の自分を殺して、唯一の添花になるため、
白緑龍を離れて添花を探しました。
あいつを殺すまでぜったい死なない、
私はあいつに降り注ぐ雨で居続けてやる。
そんな意思が霖という例えを生んだし、
魂が揺らぐきっかけになった。

添花が聞き取った声の中に、
主のわからない「助けて」があります。
それは、霖の寝言みたいなもので、
結局は自分自身の声でした。

自分の激情で割れて、
添花の魂はボロボロになってしまいました。
それほどに兄を亡くしたショックが大きい。

素直に泣ける子なら、
こんな辛くなかったかもしれないなー。

作品ページ→ https://kakuyomu.jp/works/1177354054892494030

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