麗玲

初めまして。自主企画に拙作『十字架の陰陽師』にて参加させていただきました。
安土桃山時代に実在した（と考えられる）、「キリシタン陰陽師」を描いた歴史小説です。
「陰陽師」といっても、悪霊・式神などファンタジー的な要素は絶無…
暦造りに情熱を注ぐ「朝廷の天文学者」という、本来の陰陽師を描いたもので、一時期話題になった『天地明察』みたいな作品です。
執筆にあたっては、学術文献を徹底的に読み漁り、ギリギリまで史実をベースにしています（歴史学科出身なものでして…）。史実と架空の区別も、脚註と解説コラムではっきりと明記してあります。
素敵な企画をありがとうございます。