男は驚愕していた。
驚くべきことが起こっているのだ。
執筆が進んでいる…。
明日は魚とかエビとか、得体のしれないものが降ってくるに違いない。
この勢いで作り上げることができれば……
これまでの中途半端な作品たちをみていると、自分に自信がなくなってくる。
この勢いのまま書き上げたとして、作品に綻びはないだろうか。話の辻褄が合わなくなったりしないだろうか。書いている途中にオチをコメントで言い当てられたりしないだろうか。感想欄が炎上しすぎパソコンがオーバーヒートして実家が火事になったけど中途半端に燃えたために火災保険が降りなかったりしないだろうか。
そもそも火災保険に入っているのだろうか。
まずはそれを確かめなければ……
なので、公開するかはわかりません。