ホラーを書いたり、言い訳がましい日記を書いたりと、果たして私はどんな目で見られているのだろうか……と、今更ながら考えてみる。
やはり、拙い文章力がいけないのだろうか、真に表現したいことを表現できていない自分自身の愚かさを恥じる毎日だった。
白地の面を汚しているだけの作業をただただ繰り返している。
自虐の限りを尽くして自身を嘲る。
こんな形でしか自分を曝け出すことしかできないことに苛立ちを覚えながら。
行き詰まり投げ出し、また行き詰まっては投げ出す。
発想力も発信力も、才能も努力もすべて限界。
ここまでの人間だったのだな、と見切りをつけた。
そのはずなのに、またここに戻ってきてしまう。
とにかく、何かを成し遂げたい。
一度も完結すらさせられていない長編の作品、短編の作品たちを。
せめて、一生のうちに一つでもいいから。
そんなことを、1日1回は考えているのだった。