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新連載『果てを渡る風』(異世界ファンタジー)

本日から新たに長編の掲載を開始しました。
7月になってから始めようと思ってたのですが、準備ができちゃったので。

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『果てを渡る風』
https://kakuyomu.jp/works/16818093079366597244

【あらすじ】
 西方大陸の玄関口と呼ばれるフィニーク連邦で、裕福な屋敷のハーレムに生まれたサイードは幼い頃から家に寄り付かず奔放に育った。彼は十歳のとき、病床にある母親から重大な秘密を聞かされる。それは、実の姉が同じ屋敷の中で密かに育てられているというものだった――。
 その瞬間から彼の人生には、生き別れの「姉」シェヘラザードが存在することになった。

 『千の箱庭〜婚活連敗王子はどうしてもフラグを立てられない〜』で主役アーノルドの相棒を務めたサイードのバイオグラフィーにして、シリーズ最後のスピンオフ。

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毎週火・金19時公開で、初回の本日のみ2話一挙公開です。

あらすじにあるように、本作はコレクション「千一夜ブックス」の一つです。
(このコレクションは、 『千の箱庭〜婚活連敗王子はどうしてもフラグを立てられない〜』を本編とし、その派生作品をまとめています)

以前の近況ノート(5/22)で「よそからカクヨムへ引っ越そうかどうしようかと思ってる作品があと一本あります」と言っていましたが、これがその作品です。

実は私は、このシリーズで一番好きなキャラはサイードなのです。本編主役のアーノルドよりも断然好きです。なのでもう少し個性を掘り下げたいというのと、本編のストーリーの中でサイード関連でちょっと説明不足というか設定の綻びを感じる点があったのを繕おうという気持ちから、このスピンオフを書きました。
おかげで設定いろいろ好きなように盛っていて、スペック3人分くらいありそう(キャラブレしてるわけではない。ないったらない)。

序盤から10数話あたりまではまあまあ事前知識無しでも読めますが、中盤からは本編のイベントの裏話みたいなところもあるので、先にそちらを読まないと経緯がわからん、という状態になってしまうかと。

なので、まあ…そんなにせっせと読まれたいとは思ってないです。これ単独では。
まずは本編を読まれるようにしないとですね。

というわけでこのシリーズに、何より本編に!親しんでいただけますと幸いです。

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