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IP

卯月もモノ書きの端くれですから、この断片的にも見える近況ノートにもおぼろげながらストーリーがあったり(なかったり)。

最近近況で書いていた内容は今日のココに集約される(っぽい)かも。

『IPビジネス』

IPというのは「Intellectual Property」。なんかこういう横文字的なのは世の中で氾濫していて困りますね。今回のこれはインターネットプロトコルのIPではありません。日本語訳では知的財産を意味するほうのやつです。まあ、カクヨムはKADOKAWAですから、よくご存知のカクヨム民も多いとは思いますけど備忘録的に残しておきます。

【『KADOKAWA統合報告書2024』公開 多彩なIP創出、多面的なメディアミックス、拡大するグローバル展開など、成長を続けるKADOKAWAグループの取り組みを特集!】
https://www.kadokawa.co.jp/topics/12452/

KADOKAWAグループ本体のHPに『KADOKAWA統合報告書2024』というのがPDFで置いてあります。これを読むのは投資家さんや就活の学生さんくらいかもしれませんけど、一般の人間でも読みやすいです。「不易流行」という芭蕉で有名な言葉から始まります。お暇があれば一度目を通されるとよいかと。

IP(知的財産)について戻りますけど、知的財産を生み出した者には、その財産を使って利益を得る権利(知的財産権)が認められています。その権利は海外市場でも活用することが可能で、日本発の漫画やゲームが海外で販売されるようなアレですね。

IPビジネスについては、言葉としてよく見かけるようになりましたので、ググっていただければわかりやすい記事がいくつか出てきます。そちらを読まれたほうがはやいのですけど、念のため動画系も。

【[超定義] 町田啓太が5分神解説!IPビジネスを知ればエンタメの最前線が分かっちゃう!?| NHK】
https://www.youtube.com/watch?v=e8zSNKcrKgM
さすがのNHK、ちょーわかりやすい。

【任天堂】日本の強みであるIP(知的財産)戦略について解説
https://www.youtube.com/watch?v=UktCZYFVa50
このお姉さんの解説って、ハキハキしていて心地よい。実は後半部分がマーケティングのお話しとして有用だったりする(サトマイさんスゴイわ)。

(好きではないけど)キンコン西野氏もこのIPビジネスについてなんかの動画で語っていたかな。

こういう『IPビジネス』の想定が卯月の頭にはあるので、下流も下流の末端IPであっても、エンタメ系に書くものが向かっているのはこれが理由ですね。ファンタジーとかSFとかラブコメとか(ブンガクを想定しないのはそういう感じで)。

おそらくですけど、こっち系のコンテストで文章力はそうまで問わない(大人の常識の範囲内ですけども)とか、「面白ければ……」などどいうそれは、編集者さんの頭の中にあるのが(できれば先々までそして幅広く展開できる「夢のような」)売り上げられるIPだと思われます。

冒頭にも書いた「不易流行」。

時代をこえて変わらない価値あるもの(不易)と、時代の変化とともに変わっていく必要があるもの(流行)があり、そのどちらもが大切である。

卯月は、この「不易」を学ぶために、エンタメ系から遠そうな文学や古典を読みますし、「流行」から取り残されないように、今どきのラノベやマンガ、アニメ。さらに市場の(購買層にあたる)受け手の感覚からズレないように、ボカロ動画、vtuber動画、楽曲(昔懐かしいのが「不易」枠で今どきのが「流行」枠でしょうか)に触れるようにしています。

というわけで、卯月のそれは一般的なオタク趣味のそれではないのだという言い訳を長々と書いた近況ノート回でした(いや、こんなことを近況ノートで書いている時点で立派なオタクな気もする……)。

まあ、みなさんの創作活動にちょっとでもお役にたてられたらと。



今日はこのあたりを。
【Kanaria】BRAIN
https://www.youtube.com/watch?v=h4HkXR3NSI4

モエチャッカファイア / 弌誠:MUSIC VIDEO
https://www.youtube.com/watch?v=wZlv3qDPfjk


では。

2件のコメント

  • KADOKAWAが言っているIPって創作作品群(=書籍含む)のことですね。一応私達もカクヨムがKADOKAWAさんのIP活用(収集と利益増出?)の一つの手段であることを認識して創作に励んだ方が良さそうですね。Win-Winの関係だとは思っています。

    以下引用

    「当社グループでは2028年3月期にIP創出点数を7,000点まで伸ばすことを目指しています。どのようにして数多くのIPをつくり出していくのか。出版を中心に、アニメ、実写映像、ゲームも含めたIP創出の取り組みを、ジャンル別の実例と共に紹介しています。」
  • 個人単体では難しいことも、ITサービスとしてのプラットフォームを利用することで可能になるっていう、いまどきのアレですね。いまのところKADOKAWAは自前でアニメ化までできてしまう、日本の中の巨人ですし。
    まあ、Amazonみたいなところが、ガラパコスな日本の出版まで降りてくることはなさそうですけど。ドラマは、やってますよね。未来のアニメは無いこともないかと想像してみたり。
    総合ではいまのところ強くても、個だとまだまだたくさんやることがある印象でしょうかね。
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