気候がもう何だか過ごしやすくて、眠い。
このまま寝てしまうと起きられない気がするので、近況ノートでもと。小説の方は祠のを書いたせいで頭のほうがうんともすんとも言わない。(ちな、ポルトガル語で「ウン」は1、「スン」は最高点の意で、ウン札・スン札は共に高位の札だった。このカルタがやがて廃れて「うんともすんともいわなくなった」という説があるらしい)
ハン・ガンの小説を読んでちょっと「ブンガク」にも興味を持った卯月。
ですけど、この記事を読んで雲の上の世界だと再認識し、ライトなノベルでいいやって思いました。(好書好日さんはよく覗きます)
【芥川賞・朝比奈秋さん 小説病に憑りつかれ、勤務医を辞め無職に。「作家にはならせてくれよ」 小説家になりたい人が、芥川賞作家になった人に聞いてみた。(特別版)】
https://book.asahi.com/article/15457308朝比奈秋さん、お医者様なんですね。ですけどそれを「書く」という方向に大きく舵をきって……。「病院を辞め、フリーの医者となり、週3勤務が週2になって週1になって、やがて全くの無職になりました」(記事から引用)
才ある人なのは間違いないのですけど、こういうとんでもない人種が「ブンガク」公募勢には紛れているらしい。
小説家になりたい人へのアドバイスも記事から抜粋。
「僕から言えば、小説の1行目を実際書き始めて、最後まで書き終えられるだけでまず向いています。すでにもう小説家です。ただ、難しいのは、1万人のサラリーマンがいたとして、順位をつけたとします。最下位のサラリーマンにも仕事はあるんですよ。でも、芸術は1位にしか仕事が来ない。僕は、全ての作家が実力だけじゃなく、運と縁を得てデビューしていると思っています。そればかりはもうどうしようもない。だから言えることは、書き続けてください、ということだけ。ただ、40年、50年続けてプロになれなかったとしても、その時点で、人間としての厚み、深み、凄みは必ず出てきます。それは作家になるより、よっぽど立派なことだと思います」
ああ、これ重たいわ。
まあ、文学勢さんも、もちろんラノベ勢さんも、ともに「書き続けて」いきましょうね。
前回に続き、またまた懐かしめの曲で。
Tears For Fears - Shout (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=Ye7FKc1JQe4出勤時間までとりあえず悶々としていようと思いまつ。
では。