休日出勤(夜勤)あけ。せっかくのGW明けの「まったりと過ごして回復するぜ」的な週末だというのに、休みの大半が失われた喪失感はけっこうくるものがあります。
最近はお行儀のよいアニソンばかり聞いていたことの反動なのか、本日の曲セレクトは、MÅNESKIN(マネスキン)です。イタリアのロックバンド。若い才能がいろんな場所からわいてきますな。けっこう流れてたりする「 I WANNA BE YOUR SLAVE」はよきです。何度も聞いてしまいます。あと「THE LONELIEST」は自分の葬式にでも流してほしい曲。以上、いつもの「創作意欲のわく曲」でした(少なくとも卯月が中編以上はイケそうなイメージの曲を近況であげてきてます)。
そ、創作、そうでした。「近況ノートは他のカクヨム利用者に向けて、創作活動や読書日記などを伝えられる場所です」と右上に表示されてましたね。
卯月の「もふもふ邪神に懐かれた少年は腹黒聖女様のお気に入り」という中途半端な長さのタイトルの作品ですけど。このせっかくの皆さんがまったりと過ごしたいであろう週末に、何を思ったか「鬱展開」二話を昨日深夜と今朝投稿。いや、このあたりからが書きたくて長い仕込みをしてきたので仕方ない。週末なのはたまたま仕方ない。最新話までお読みいただいているどれだけの方が脱落されるのか気になるところ。卯月の書くものなので「ゆるふわ」で進むわけもなく……。書きたいものを書く。これが底辺作家の醍醐味ですな。
あとさらに話はまたまた飛びますけど、昨日も書いた「つばさ文庫」方面についてですけど。小説のイメージだけは浮かびました。楽曲でいうと「LilaS」(たかはしほのか)、86のアレです。あんな感じを表現してえぜ。
で、そんなことを夢想しているとですね。本棚の隅に卯月の目が止まるんですよ。そうそう「児童文学」といえば河合隼雄がいろいろ考察的なモノを書いておりました。河合隼雄ってユング派の超有名なおじさんです(近況ノートでも過去に書いたかな)。『「子どもの目」からの発想』(講談社+α文庫)という本。河合隼雄の書籍は、子どもを相手にする仕事をしてた時に何か参考になればとカウンセリング系を中心に読み倒していた時期があったもので、けっこうあります。
以下、そこからの抜粋です。
「児童文学を子どものための読み物と思っている人がある。その上、児童のための読み物だから、大人のための読み物よりは低級であろう、などと決めてかかっている人もある。児童文学の作家で、自分は大人のための文学はむずかしくて書けないので、子どものほうにしておこうなどと考えている人は、まずいないことと思われる」
そうですよね。そういうことが最近わかるようになりましたよ。河合先生。
「筆者は、児童文学を子どものための読み物とは考えていない。端的に言えば。『子どもの目』を透してみた世界が表現されている文学であると思っている。この『子どもの目』ということは説明が必要だろうが、後に述べていくことによって自ずから明らかになっていくだろう」
卯月の本棚の片隅にこんなお宝が眠っていたとは……。昨日の出勤前に気づいて、帰ってからも読んでました。なるほど、そういうことかといろいろ気づかされ、学ぶことがホントに多く。まったく違う目的で読んだ本ですけど、何年も経ってまさか自分がそっち方面も書いてみようかなんて思うことになるなんてね。これだからいろいろ気になったものを分野問わずに読んでおくといいんですよ。
実際に書くのはまだ先になりそうで、書いたとしても最後まで書ききってからしか公開しないでしょう。ですから例のコンテストには間に合わないかな。今年中には他の作品とでも並行して書き始めたいなと思っております。しばらくは異世界ファンタジーもの中心です。とはいっても児童文学のほうもファンタジーでイメージしてますけどね。
GWあけのはじめの週末。みなさままったりお過ごしくださいまし。
では。