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才能ってさ。

「……ってさ」シリーズ第二弾。いいえ、ただのタイトルの文末かぶりです。

「才能」。これがあることへの憧憬はモノ書きの皆さんも感じることがあるかも。才能が溢れちゃっている方は放置です。

子どもを相手にしているときに良く使う言葉。子ども自身にもその保護者にもですけど。「子どもの『好き』を伸ばしてあげましょう」。これってイメージも良いですし、納得感もあってウケがイイ。卯月もその場しのぎか、本心からかよく言ってました。

こういう別にそういうものでいいじゃん、っていうのが昔から気になるんですよね。

果たしてそれが100%正しいのか? まあ、世の中のたいていのことに絶対ということはありませんから、この問いを立てた時点で何か出てくるはずです。多分、創作では皆さんも使われる手法でしょう。

以前の近況ノートで「努力」ネタを書こうとして途中で放りだしたのがありましたね。その関連で、最近は登録者数100万人を超えている岡田斗司夫の動画を思い出しました。

「好きだったら頑張れる」のかという投稿者の質問に答えるもの。ここでとしおさんは「好きっていうのは、実は才能だと」言い切ります。「好きっていうのは、わかるっていうこと、これが才能なんですよ」と。音楽を例にあげていましたが、そのジャンルが好きっていうことは、その良さがわかるということだと。美術館にいっても絵画に興味もなくて時間の無駄だったと感じるという話をしながら、絵の中でも「絵画」を目的としていい絵として描かれたものにはまったく興味はないけど、プラモデルの箱絵はめっちゃ見るとか。そのジャンルや物語に関して全く興味がないということは、それに対して「才能がない」ということだと。

ですけど、「才能がその人の能力とか仕事に絶対に関係しているわけじゃないし、関係すべきでもない」と仰ってます。詳しくはとしおさんの動画をご覧になられるとよいのですけど。ひとつ「好き」についてギターの例をあげてましたが、「自分の好きの方向を誤解しないこと」が大事だとも。ギターを弾くのとギター演奏を聞くのは別であると。たしかに小説を「読む」のと「書く」のは大きく違うってことは身にしみて分かりますね。

さらに岡田斗司夫さん以外の動画にも面白い考え方がありました。オリラジのあっちゃん、というのはもう過去ですかね。いまは有名ユーチューバーさん。ホリエモンさんとかひろゆきさんトカあまり好きではないのですけど、考え方や発想は素直に聞ける卯月です。勉強になります。

そこで【才能の見つけ方】というのを紹介されてます。「天才性が見つかる才能の地図」鈴木祐/きずな出版 という基本、本の紹介動画でしたけど。これも一般的な「好きを伸ばそう」論からは離れた、客観的で社会組織における「才能」を扱っているもので面白く、新たな視点も得られました。カクヨムで執筆を続けておられるみなさんにも「考え方」は役に立つのではないかと思います。

今日は、創作における「発想」関連で役にたちそうな動画の紹介でした。

ありがたいことに、ここのところ「読み専」の方々のフォローも増えてます。お忙しい方も多いでしょうが、もし自分もいつか書いてみたいと思っておられる方、卯月は二十年は読むだけの人でした。短編なんかからでも挑戦してみてはどうでしょうか、あと短歌や俳句といった少ない文字数のコンテストも行われるようです。じっさい書いてみたら「好き」かもってなるかも。

では。

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