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鞦韆

ものを書いたり読んだりするのが大好きなカクヨム民の皆さんは読めるのでしょうね。【ブランコ】です。詩やなんかでたまにお見かけする漢字でしょうか。

最近は谷崎の「文章読本」に慣れてしまったせいか古い旧字とかの表記も苦にならなくなってしまってますけど、砂場鞦韆滑り台(すなばぶらんこすべりだい)、こう並べてみるとなにやら呪言のようにも見えて恐ろしい。

昨日の近況ノートで「角川つばさ文庫」関連のことを書いたので、小学生まわりの言葉やネット記事なんかが意識されやすくなってます。普段意識しないものも気にかけていることが頭の中にあると見つけやすくなるっていう、「セレンディピティ」的なナニカですかね。

卯月の住んでいるトコの近くに公園がいくつかあるのですが、なぜかこのブランコがない。久しぶりにおっさんのひとりブランコをと思ったのですが。そもそも無かったのか撤去されたのか気にもしていなかったので不明ですけど。

帰宅してブランコ界隈のことを検索してみる。昭和31年(1956年)に「都市公園法」というものが制定され「砂場」「ブランコ」「すべり台」は設置が義務付けられていたのだとか。平成5年(1993年)に都市公園法改正が改正されるまでこの規制は続いたようで、その後、遊具による事故が増加したことと、人々の安全意識が高まったことが原因で撤去されることも多くなったたとか。メンテナンスや管理ができなければ置いておけないということですね。

卯月がちびっこの時は「砂場」が一番好きでしたかね。謎の造形物をひたすら構築してました。「すべり台」はともだちとアホな滑り方(頭から突っ込むとか)をしたり、逆につるつる滑るところを逆にクライミングしていくとか……。まあ、怪我とかしますよね。

問題はこの「鞦韆(ブランコ)」でした。卯月はかなり乗り物する子どもで、なんとブランコで「乗り物酔い」してました。後々、このことを話しても信じてもらえなくて、ネタ扱いされてました。ブランコにのってしばらくすると気持ち悪くなって降りる。乗らなきゃいいのに、ふたたび乗って降りてゲーゲー言ってる。アホです。

ですけど、ガンダムのマ・◯ベ風に「あれはいいものだ…!」と言っていたかは定かではありませんが、それでもブランコには卯月を惹きつける魔性の魅力があったことは間違いありません。

大人になってからは乗り物酔いもしなくなったので、ブランコもいけるのではと思ったんですけどね。ドラマとかであるじゃないですか、夜の公園でブランコに腰掛けて揺らしながらのカップルの良きシーン。ああいうので、カッコよく決められるのか、それともひとりゲーゲー吐いてるのか? まあ、また今度検証してみます。

今日は深夜から休日出勤の予定の卯月です。

執筆は明日の早朝からでしょうか。書きたい内容は頭の中に溜まってきてますけど文字化が進んでません。そろそろ気合を入れなければ。

今日はこの辺で。

では。

9件のコメント

  • ブランコ酔いめちゃくちゃわかりますw
    自分もブランコ無理でした。押されるの恐怖しかなかったです。ゆらゆらレベルで充分。

    砂場「blanco、一緒に滑り台で遊ぼう」
    blanco「やだよ、シーソーがいい」
  • 漢字で書くとヤバい方を思い浮 ゴメンナサイ
  • ブランコは、ポルトガル語の「白い」です。こんな当て字があったとは驚き‼️
    あれは何だ⁉️と尋ねられたポルトガル人が「あの、白いものか⁉」と尋ねかえして、ああ、ブランコって、名前か‼️と解釈したとか。
    カステラを、これは何かと尋ねられたら「お城で食べるお菓子だ」と説明したら、ああ、カステラって名前か、と判断した(本来は「お城」)話に似ていますね。
    昔は、ブランコはお金持ちの象徴、狭い二輪にブランコ設置が流行りました。今は、違うでしょうね。笑笑
  • タカナシ トーヤさま
    はじめて分かっていただける方にお会いできましたよ。「ブランコ酔い」って言うんだ。blancoさんって海外の方っぽく。シーソーでこのおふたかたの遊んでるシーンの想像を試みるも、脳みその左上あたりが痒くなってきました。

    祐里(猫部)さま
    あ、あの。それって、何なんっすか!? めっちゃ気になるんですけど……。お返事お待ち申し上げていますデス。

    クライングフリーマンさま
    ほ、ほう。その説は知らなかったです。「白い」に「お城」……。両方「しろ」っすか!? や、やりますな。
  • https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B3

    「概説」でわかりますw
  • 祐里(猫部)さま
    期待に応えていただけるとは、やはり良い方ですね。ええ、wikiを卯月もチェックしておりましたから知ってはいたんですよ。けれどもどれだけネット上を探しても詳細が出てこない。東京学芸大のリポリトジにあるwikiの元ネタであろうPDFも読みましたけど、不明。それらしき動画に行き着くも削除されてて。ヤバい雰囲気しかなく。蘇軾も虚子も荷風もどんな鞦韆をイメージしていたのか気になるデス。妄想が渦巻いて公園でブランコを直視できなくなるのでした。
  • あー、確かに!
    前はもっと情報出てきてたのになーと思いながら、さっきネットで調べてました。
    というかむしろ「鞦韆」だとそっち方面の情報ばかり出てきてたんですよ、以前は、ですけど。
    Wikipediaに書いてあるの、ずいぶんかわいらしい内容だなぁ、もっと過激じゃなかったっけ……って思ってました。
    ……まさか、きんぺーたん……

    おっとだれかきたようd
  • 私もPDF読んできましたが、適度にエロいことしか書いていませんね。
    R-15にもならなさそうな。
    でも「遊女が恥じらいながらブランコに乗る」って書いてあって、遊女が恥じらうくらいだから相当アレなアレなんじゃないの……?と、行間を読みに読みまくってきました。えへ。
    すみません、私の妄想が行き着いたところがアレだったのかもしれません。
  • ふふっ。お互い探求心と妄想が創作の活力になるとわかってよかった。よかった。でも、卯月の妄想もとどまることを知らず。そっち方面の創作するならPN変えなきゃですな(いや、書きません。お任せいたします)。
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