• 現代ドラマ
  • ミステリー

世界不況の足音

先週金曜日にアメリカの某銀行の破綻が決まった。
この銀行、アメリカのスタートアップ企業の預金を預かっているとのこと。
これの意味するところは、アメリカのように企業の流動性が高い所では、成長を期待してカネを貸す人々が多いということ。

未来のアマゾン、テスラ、マイクロソフト、そしてアップル、に化けるのではないかと期待して、銀行がカネを貸す。
もちろん、金利は大銀行より、少々高めだ。

が、その銀行の最大手が突然、破綻。

市場は大騒ぎとなっている。

さっそく中央銀行および財務長官のイエレンさんが、取り付け騒ぎを鎮静化させるための発言を連発。
預金者は保護されると。

問題は、そういった銀行が1行だけなのか?と疑心暗鬼になっていることだ。
無論、中央銀行+財務省はそのへんの危惧を払拭すべく、さらに追加の発言を行い、アメリカ時間の相場が始まるまえになんらかの安心材料を提供するだろう。

リーマンショックを覚えているだろうか。
当時、株なぞやってなかったが、世間の大騒ぎはしっかり耳に入っている。
当時も市場を落ち着かせるために、政府はいろんな発言をしたものだ。
時の日本政府、総理大臣はあの、麻生さん。
「蚊にさされたようなもの」
発言はよく覚えている。

月曜の相場がひらいてみないとわからないが、日本株にとっては悲惨な週になりそうだ。
なにしろ、円高、そして究極の不安材料、ソフトバンク、投資ファンド内の株のほとんどが新興企業だからだ。

さらに赤字が増え、ソフトバンクモバイル事業のカネをちゅーちゅーしないと厳しいだろう。
孫さんの個人資産もほぼ全部吹っ飛ぶだろう。

の、目論見で金曜日すでに暴落した。
月曜日ははたして。。

私たちの生活には何が起るのだろう。
最も恐れられているのがスタグフレーションだ。
電気代、食品物価、それをみるとどうやらその足音が、ここかしこと
してきたように思える。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する