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就職するならマスコミと銀行はやめろ

いずれも、没落産業だから。

かつては地元の銀行に就職したら、褒めそやされていたと思う。
そして、地方に必ず1紙はある新聞社に就職できたら、家族は喜んだろう。
しかし、そのいずれも、衰退産業となっている。

インターネットが普及して、紙媒体が衰退し、スマホ通貨の普及および長期のマイナス金利でとくに地方銀行の決算は最悪だ。

いずれの業界も与党との利権の絡みが著しいため、あの手この手で救いの手を差し伸べてはいるものの、世間の趣向は彼等からとっくに離れている。

大手新聞社の決算は軒並み、悲惨だ。
朝日新聞なぞは不動産で儲けており、もはや「マスコミ」ではない。
広告費の減退も顕著で、企業はスマホを中心にカネを振り分け始めている。
おかげで、老人しか読まない新聞には、「健康」、「老後の趣味」、「懐かしの歌謡、、」等、高齢者向けの宣伝が極端に増えた。

先月、日銀が利上げをして、地方銀行の株価は暴騰したが、企業決算を見る限り、利率をあげればかえって借り手は減り、向かうところ、収益減にいきつくのは明白だ。
昨日あった、かのモーター会社、日本電産の決算は悲惨だった。
中国経済は復活しているというが、はたして本当だろうか?

無論、就職ランキングに、マスコミや銀行が上位にくることはなくなった。が、親世代は未だに勘違いしているかもしれない。

せっかく大学を卒業して、社会人として夢みても、けして、この二つの業界に行ってはいけない。

ただし、ジャーナリストになりたい、金融業に行きたい、という目標については大賛成。
僕がいいたいのは、新聞社や地方銀行はやめておけ、ということ。

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